まずは怖くない顔の素材を集める
モンタージュ写真を作ろう、と決めたのはいいけれど、考えてみるとモンタージュ写真とは「誰かに似せること」を目的にした手法。じゃあ誰に似せればいいのか?「怖くない人」に似せていけば、それは怖くないモンタージュ写真に到達するのか?それとも逆に怖くない人を集めてコラージュしたら、それは完成型なのか?うーむ。
ともかく怖くない人に似せていく方向だと、目や鼻といった各パーツ写真を集めることすら出来なさそうだ。ということで、今回はとりあえずいろんな人の顔写真を撮らせてもらい、それを再構成して「現時点で怖くない顔」を作っていきたい。そして「怖くない顔の法則」を見つけるのが目標ということで!
ということでまずは素材集め。ちょうどライター会議があったので出席した方々の写真を撮らせてもらった。そこの出席者9名(林さん・古賀さん・松本さん・佐倉さん・梅田さん・宮城さん・乙幡さん・藤原さん・高瀬さん)+自分で10人、目・鼻・口の3パーツの計30パーツ。これだけ揃えばバリエーションはなかなか豊かになりそう。何より皆さん怖い顔じゃないし。
しかも、コレが完成すれば、デイリーポータルZ内における「ベスト怖くないライター」の顔が分かる!かもしれない。よくある「芸能人カップルの赤ちゃん予想」のCG合成みたいですが。
お手軽にモンタージュ写真を!ということで
さてモンタージュ写真のパーツ作りのためにおおまかに顔のサイズを合わせてプリントアウト。やはりここは気分的にモノクロで。
それにしても一人一人目鼻立ちが様々なのは当たり前だけど、パーツ化するにあたって厄介なのが目鼻の間、鼻口の間といった各パーツの間。完璧なモンタージュを作るわけではないけれど、入れ替えた時にここのバランスが悪いと鼻の下が長いスケベったらしい顔になったり、逆に鼻が長い馬ヅラになりそう。さらにメガネが意外と幅をとる分厄介度を高める。自分もかけてるから文句はいえないが。
全員分をプリントアウトして、サイズを合わせて目鼻口の各パーツををカット。今回はお手軽にモンタージュ写真が出来るように各パーツを事前にホームセンターでカットしてきた木材に貼り付けていく。
ということで完成したDPZライター内お手軽モンタージュマシンがコチラ! |