あふれる生活感と、ミスマッチ融合 お寺のそばに住職さんの自宅、もしくは事務所があるというのは、よくあるパターンだと思うが、あまりにも融合が進み、本体であるお寺はそっちのけで、自宅もしくは事務所にしか見えないというお寺もある。
いや、ここは立派なお寺さんです。 看板と掲示板がないと見逃してスルーするところだったが…。
左がお寺で、右が自宅だろうか。
ここも自宅と完全にくっついている。 右のお寺さんと、左の自宅の外壁&屋根がそのまま同じカラーリングで、ほのぼのするような組み合わせ。
色が淡いピンクなのと、素朴なたたずまいが愛らしい。 お寺に愛らしい、と評価するのもどうかと思うが。
大変申し訳ないことに、ずっとこちらを和菓子屋さんだと思っていた。
後ろにくっついているのは、渋いテイストのお寺とは正反対の、コンクリ打ちっぱなしコジャレ自宅。
「仕事(お寺)とプライベート(自宅)のオンとオフはきっちりつけるぜ」というタイプなのだろうか。かっこいい。
もっとも高度なハイブリッドを見せていたお寺。
正面奥がお寺で、左がおやしろ、右がご自宅。 しかも自宅は風見鶏がクルクル回っているログハウス風さわやか系だ。 同じ敷地内に寺と社を持ちながら、自宅は思いっきり洋風。
ミスマッチのようだが、「何でもあり。いいものは何でも取り入れる」日本の正しい姿かもしれない。