住さんの様子が変だ
開始40分後、全員が3杯以上の水を飲んでいる。住さんだけが4杯目に突入したころにあることに気づいた。
住さんが優しいのだ。
三土さんに水を汲んだり、料理を取り分けたり。住さんといっしょに仕事をするようになって6年近く経つが、飲み会でここまで働くようすは見たことがない。受け取るほうもシラフであるため、全体に飲み会の腰が低い。
ただ、オーダーしたときに金沢さんがふざけて「なんだっけ、忘れちゃった」と言ったときに
住:「メモしてくださいよ」
と的確で冷静なつっこみを見せていた。酔ってないことの弊害である。
酒の味がしてきた
続いては銀だら西京焼。うまみ成分たっぷりの味である。要はうまい。ひとくち食べて水をごくごく飲むと後味にかすかに焼酎の味がした!西京焼に(きっと)使われているみりんの味が口の中でよみがえったのかもしれない。
興奮してほかのメンバーに伝えたが誰も同意してくれず、ものすごく酒が飲みたいひとみたいになってしまった。外れてはいないのだが。
水の冷たさで喉がまひしていた、という可能性もあるが、とりあえず言っておきたい
わかったこと4
4杯目から後味が焼酎になった(気がする) |
|
正直、冷えてきた
開始から1時間、全員が4杯以上の水を飲んでいる。ひとりあたり約1.5リットルの水を飲んだことになる。さすがにからだが冷えてきた。
住さんが首の筋を痛がりはじめた。気圧の関係で痛かったりするのだという。
住: 「お酒を飲むと痛くなくなるんですけどね…。」
住さんがやんわりとお酒を要求しはじめた。僕が冷たい水を4杯ぐらい一気飲みすると焼酎みたいな味になると言っても信じない。
場が盛り下がってしまうため、仕方なく新たなドリンクを投入することにした。
お湯だ。
|