型どり三昧
さて、型をとるわけですが、「砂・ボウリング」の記事のようにFRPを使うという手もあるが、あれは手間がかかってしょうがない。なので、例によって東急ハンズ新宿店に泣きついてみた。
「あの、型をとりたいんですが、FRPより簡単にできる方法はないですか?」
この一言で、店員さんがきびきびと紹介してくださったのは下の3点。ではまず一番簡単と思われる方法から試してみよう。
まずは型どりシートで
この「型どりシート」は、シート厚0.6mmのポリエステル系プラスチック。なぜ簡単そうか、というと、ドライヤーで温めて型をとりたいモノの上に押し付けますと、その型どおりに凹凸ができてしまうという塩梅でございます。
温める→押し付ける→型がとれる というと一見なるほどと思うが、温めると何が起こるんだ?早速やってみましょう。
だが悲劇はある日突然に訪れた!
「もっと軟らかくして、やりやすくするのじゃー」 と欲をかいてしまった。それがいけなかった。昔話では姉妹のうち姉のほうがこういう欲を出しやすいって場面だ。妹はこつこつと様子を見ながら地道に働く。
だめだだめだだめだ。穴が結局ふさがらなかった。それにペコンペコンになってしまった。
でもなんだか顔の部分はうっすら顔っぽく形が浮き出てもいるので、捨てるのは怖い。いわゆる「火星の呪い」が私なんかにまでかかりそうである。