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ちしきの金曜日
 
海底炭鉱ツアー
かなりまじめに本格的なツアーです


  長崎には、有名な軍艦島をはじめ、かつて炭鉱の島がいくつもあった。 が、2001年の池島炭鉱を最後に、すべての炭鉱が閉山された。

「炭鉱って、どんなところだったんだろう…?」
と思っていたら、トロッコに乗って炭鉱の中に入れるツアーがあるというではないか。さっそく申し込んで、行って来た。

(text by T・斎藤



なんだろう、あの島々は


不思議な島々

ある日、海岸沿いを車であてもなく走っていたら、不思議な感じのする島々が前方に見えた。

「異様にかっこいい島があるな。」
と思った。
これが今回上陸する池島への私のファースト・インプレッションだった。日本語で書くと「第一印象」だ。

異様にかっこいい

その時は妙に非現実的な島々に見えた。
特に細長くて穴があいてる島が、ありえない感じでかっこいい。

奥に見える平べったい島には、建物がたくさん建っている。
「大富豪の邸宅でもあるんだろうか…?」
なんだか蜃気楼のようにさえ見えた。
どうなってるのか、もっと近くで見ようとさらに車を走らせた。


少し行くと、こんな看板が立っていた

穴からちょうど先ほどの島が見える

それは炭鉱の島だった。
長崎には、高島、伊王島、端島(通称・軍艦島)といった炭鉱の島がいくつもあったが、時代の波でいずれも閉山。最後まで残っていたのがこの池島であったが、それも2001年の11月をもって閉山。(家に帰ってからネットで調べてわかった。)

看板の、車に隠れて見えない部分には
「世界唯一の海上基地炭鉱である。」
と書かれてあった。

行ってみたい

どんなところなのか、行ってみたい。
が、あてもなく行ったところでまた島内をひたすら彷徨いかねない。そう思って躊躇していたら、なんと炭坑の中に入れるツアーがあるというではないか。

長崎では今、「長崎さるく博」というものをやっており、長崎のさまざまな場所をガイドの説明付きで歩き回るというというのが主な内容なのだが、その中のスペシャルコースとして海底炭鉱の中を見学するツアーがあったのだ。

これは行かねばなるまい!

ちゃんと予約できた

予約の類はいつも気付いた時には忘れてしまっている私だが、知り合いが「チケットGET!」と日記に書いてくれたおかけで忘れずに申し込むことができた。ネットって便利だ。

そして、その当日。


集合場所は長崎駅前

長崎駅前に、朝8時45分に集合。
それからバスに乗って、池島に向けて出発する。


バスに乗り込む

観光バスツアーのよう

バスの中はちょっとした観光バスムードだった。
さるく博実行委員のかたがマイクを持って何か説明している。
お茶も配られた。ものすごく久しぶりに味わう観光気分。

島までは1時間半ほどかかるので、その間炭鉱についてのビデオを見て予習する。


トンネルの中。もう炭坑の中に入ったかと思った。

炭鉱内のビデオを見ながらバスがトンネルに入ると、早くも炭鉱の中にいるかのような錯覚を覚える。まだバスの中だ。

説明によると炭鉱の規模は島の大きさよりずっと大きく、ほとんど海の下を掘り進んでいる。それも5キロとかそういうレベルの距離だ。途中で穴があいて海水が漏れてきたりしないのか?とか一瞬考えたが、今まで何十年とそれで大丈夫だったのだ。すごい世界だ。


ここから先はフェリーで島に渡る

やがてフェリー乗り場に到着。
ここでバスを降りて、一同フェリーに乗り込む。
船の出発時間を待つため、少しの間みんなでぼんやりする。


船からはゴミが続々と出て来た

到着した船から続々とゴミを積んだ車が出て来た。というか、積んであった物のほとんどがゴミだった。島にはゴミ処理場が無いためだ。


船に乗り込む。ワクワク。

約30分で島へと渡る

やがて、 目指す池島が見えてきた。
いよいよ上陸だ。


この島の下に海底炭鉱が広がっているとは…!

 

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