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フェティッシュの火曜日
 
アリ塚をほじくって飲み会を


某水族館で生まれたアリクイの赤ちゃんのかわいさにぶっ倒れた方も多いと思う。

アリクイといえば、あの長い舌で蟻塚をホジホジする様子は、「食べてるのが蟻」というところは置いといて、なんだか楽しそうな食事風景だ。

自分も、ちびちび何かをつまんだり、酒のつまみにチャンジャ(韓国の鱈の塩辛)やクリームチーズなどを少しづつなめながら飲むのがけっこう好きである。

なので、ちょっと蟻塚式ダイニングを考えてみました。蟻塚のようなものを作り、中におつまみを入れてちびちび楽しもうって寸法だ。

乙幡 啓子



人間はアリクイではない

しかしよくよく考えてみるに、アリクイは蟻をとりやすい細長い舌を持っている。人間の舌は短い。ではアリクイ式お食事は無理ではないか?


上野のアリクイのお食事・・・は、蟻塚ダイニングではないのだ。
しかも蟻、食べてないし。

しかし私は、別のものを見たことがあるのだ。図鑑でだけど。オランウータンが、蟻塚に穴を開けて草を差し入れ、くっついてきた蟻をうまそうに食べている様子を。この方式(草か何か差し入れる)なら、同じ私ら霊長類もアリクイ気分をエンジョイできるのではないだろうか。

「蟻塚を作りたいのですが」と正直に聞く

しかし問題は、蟻塚作りだ。条件としては

・中に食べ物を入れられるくらい硬く
・しかもほじって穴を開けられる
・食べ物に有害でない素材

ということになる。果たしてそのような素材があるのだろうか?・・・と、またも東急ハンズ新宿店に泣きついてみた。
私「あのう、蟻塚を作って、中に食べ物を入れてほじくりたいのですが(原文ママ)」
お店の方「(即答)なるほど。私はもともと特殊メイクなどが専門なんですが、その世界では材料はだいたいキッチンから生まれるんです。」
私「キッチン・・・というとあのキッチンですか?」
お店の方「そう、なので塩を使うといいかもしれない」

塩に卵白を練りこんで、オーブンで焼くといい、とのこと。いつもながらハンズの方の知識は妙にものすごい。


言われたとおり、でも恐る恐る、卵白を塩に・・・
うひゃー、練るうちにもわもわ、ふかふかしてきて変な気分。
なんとか塚っぽく高さを稼ごうと思うのだが、粘り気があってなかなか上に伸びないのだ。
きれいにしすぎたかな?でもまあ、これがやっとの高さ。17cmくらいか。

これをオーブンで焼く、という発想が、すごくやり慣れないというか、いいのかなーという気分にもなる。

しかしお店の方のおっしゃるには、「ビールのコマーシャルで、『鯛の塩窯焼き』って出てくるでしょう、あの感じですよ」とのこと。そうか!だからオーブンで焼いちゃっていいわけですな。


下段で焼く。これはヤマカン。180度で15分、これもヤマカン。

オーブンの窓から焼け具合を見ながら慎重に。15分では結局焼き色がいまいちな気がして、あと15分時間を追加してみた。するとどうだ。

 

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