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フェティッシュの火曜日
 
こどもの日、こどもスポットを巡る

こいのぼりのあったクレーター地帯から再び森を越えて行くと、こども達の歓喜の声の正体があった!それは‥跳ねまくるこどもゾーン!


白い小山に群がるこどもたち。しかも山頂で跳ねまくってる!

ボインボイン、ウキャー!

これは「雲の海」と呼ばれるゾーン。白いマットの下にあるのは日本最大級のトランポリンで、足の弾力に身体をまかせてるこどもたちの新鮮な反応が見てるだけで伝わってくるよう。

普段より高く跳ぶ、というのは超人的感覚を与えてくれるというもの。こどもたちがヒャーヒャー叫びながらボインボイン跳ねる姿は何ともうらやましい。このスクリームの高揚感はこどもならではだよねぇ。

さらに延々とネットが張り巡らされた「虹のハンモック」、巨大な竜の像にいろいろと仕掛けがある「ドラゴンの砂山」など、こどもじゃなくてもこりゃハシャぐわ!といいたくなるアトラクションが満載。これが大人400円こども80円というのは破格の安さだなあ。立川市民が羨ましい。

ひとりじめでゴロゴロしたい「虹のハンモック」
水や声が出る「ドラゴンの砂山」

 

こどもの国はこども時間だった

‥と、あまりに意外だったもので1時間程度取材して次に行くつもりが2時間強滞在してしまった(半分が公園内の移動時間)。あわてて横浜市のこどもの国に向かう。こどもの国は皇太子御成婚のお祝い金を基金に1965年に開園したこどもの健全育成のための自然の遊び場。遊具広場、芝生広場、ミニSL 、横浜一長いローラー滑り台をはじめ、ウシや羊が飼われた牧場も設営されている。まさに戦後を代表する老舗のこどもスポットなのだ。

事前に交通機関を調べていただけに知ってはいたが、モノで見るとあらためて「夢あるねぇ〜」と思わされるのがコレ。


まさにドリームチケット!

や、やっぱりこども時間なのか‥

この「こどもの国線・こどもの国駅行き」というキップを小さい子に見せたらすごい想像するんだろうなー。ねこバスみたいな電車で、フクロウの車掌さんとかイメージしちゃうんだぜ!実際はフツーの電車でしたが。

と思いつつ、こどもの国のポスターを見たら‥えええッ!「開園時間9:30〜16:30(入園は15:30)」早いよ!着いた時間は既に15:30過ぎ‥。今どき入園時間が3時半だとは‥歴史あるだけに昭和のこども時間が流れているのだろうか。入れないのは分かっていたが、とりあえずこどもの国に行ってみる。もう僕には扉を開いてはくれないこどもの国に!

着いてみると予想どおり皆入り口に向かってるところ。そこを逆行してこどもの国に。昭和記念公園同様に家族連れが中心で、GWの休日をたっぷり満喫した幸せな光景‥あぁ、外側から園内撮影してみると逆光なのもあって、影側の独り身な自分がさみしく、あちらの家族が眩しく見える‥これはカギっ子気分?

そんな別のファンタジー気分に浸らせてくれた、こどもの国。あぁ、アッパー系の高揚感を与えてくれたこどもの森とは違うダウナー系なこども気分を味わせてくれたよ。


もう僕を入れてくれない国
ブライトサイドにはもう行けない

と、わびしくなっていても仕方がない。まだ明るいけれどこれからストンと陽が落ちてしまう前に残り2件のこどもスポットに向かわなければ。もう、こどもを見に行くというよりオリエンテーリングだ。向かうは多摩市の「こどもまつり2006」、次は祭りだ!


さよなら、こどもの国

 

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