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はっけんの水曜日
 
ハムに入れ墨を彫る


かつては恐れられていた入れ墨も、今ではタトゥーなんて呼ばれておしゃれの一部として認知されている。だけどやっぱり実際彫るのはちょっと抵抗がある、第一痛そうだし。ということで自分に彫らずにハムに彫ることにしました。

安藤 昌教



イメージ。

興味はあるけど踏み出せません

入れ墨はかつてはコワイ人の代名詞だった。しかし現代ではファッションの一部として広く受け入れられるようになってきている。入れ墨とタトゥーとの違いは柄の違い(入れ墨は和柄、タトゥーは洋柄)や彫り方の違いだけで、基本的には同じものらしい。

実は前々から僕も興味はあったのだけど、実際自分に彫るとなるとやっぱり勇気がいる。

 

素材選びが肝心です。

ならばハムで

ということで今回は人にもっとも近いと思われる素材、ハムに彫って我慢することにした。本当は本職の彫師さんに彫ってもらいたいところだが、これに彫ってくれないか、なんてハム持っていったら捕まっておでこに肉とか彫られそうじゃないか。怖いので自分で彫ることにする。

新鮮なのがいい。
リアリティを追求するため、できるだけ人の肌に近いハムを探した。数あるハムの中から選ばれたハムがこちら、新鮮ロースハム。これなら色白で肌理も細かく人肌にそっくりだ。今回はこいつをキャンバスにして入れ墨を彫りたい。

 

食紅なら3色そろいます。

墨は食紅で

昔の人はその名のとおり墨で彫りを入れていたらしい。だけど彫り終えた後はやっぱり食べたいので今回は墨ではなく食紅を使うことにした。食紅だと色の自由度が高いという利点もある。

うまそうです。

役者は揃った、いざ彫り始めたい。ラップを敷いてハムを置くとそれはもうサンドウィッチ作りのように見える。思わず食べたくなるが今回は入れ墨彫りだ。しばらくがまんしよう。


 

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