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ちしきの金曜日
 
新しい身体感覚が得られる?養老天命反転地
のどかな田園風景、に一見すると見えるけど・・・


岐阜県に、「養老天命反転地」というなんとも不可解な名前のテーマパークがある。
ネットで調べてみると、全てが傾斜で構成されているらしく、ますます不可解だ。
更に調べてみると、 「心のテーマパーク」であるとか、「新しい身体感覚が得られる」だとかで、怪しいセミナーかなとも思ってしまう。
行った事がある友人が言うには、「雨の日は危険!」、「気持ち悪くなる」、「1人で行ってもつまらない」との事。


このなんとも不可解なテーマパーク、養老天命反転地に行ってきました、晴れた日に、1人で。

上杉 天馬



迷路のような、というか迷路そのものなオフィス内
トイレがピンクというのは色彩科学的にどうなんだろう、出やすくなるのだろうか?
非常の際、うまく逃げられるのか心配だ

まずは養老天命反転地のオフィスにお邪魔

どうやら養老天命反転地というのは、知覚を再構築するためのアートプロジェクトらしいです。
園内には、人間の平衡感覚や遠近感覚を揺さぶるための仕掛けがあり、それを経て新しい身体感覚を得ていくらしい。
全てが傾斜でできているだけの場所ではなかったのです。

園内に入ると、まず養老天命反転地オフィス(記念館)があります。
外観も普通ではないが、中に入るともっと普通でない。
パッと見迷路。
オフィスなのに迷路です。
迷路のようなオフィスではなく、オフィスと名がつく迷路です。
もし本当にここで働いていたら、多分とても働きにくいと思います。
「斎藤さん、もう2年目なんだから、コピー用紙のある場所くらいノーミスで行きなさいよ。何回行き止まるつもり?」
「ごめんなさい、私方向音痴で。」
迷路にはまるOLに萌え〜。
実際は、それぞれの壁が低いので、全体を見渡す事も、壁を乗り越える事もできます。

それにしても、床が全て傾斜だったり、あまりにも壁の色がヴィヴィット過ぎて、やっぱり働きにくいと思います。
トイレも軽く迷路みたいになってましたから、急を要する時は大変です。
しかも、ピンク色、落ち着きません。


ここは、オフィスとは名がついていますが、このテーマパークの事務所というわけではなく、記念館的なものらしいです。
テレビが一つあって、この養老天命反転地の説明ビデオが流れてました。
当然、ここで実際に働いている人は居ません。
でも、 せっかくなので、園内スタッフはここで働いていて欲しかった。
スタッフ自らが、常に知覚の再構築に挑んでいて欲しかった。
事務用品が全て右に寄っている机の上でモノを書いてたり、無重力中の宇宙飛行士のような体勢でパソコンとか打っていて欲しかった。

 

 

メインパビリオン「極限で似るものの家」

養老天命反転地オフィスを出ると、小高い山になった岩場が・・・
てっぺんには水汲みポンプ。
このポンプ水は出るんだけど、飲めない水なんです。
だったらなぜ・・・?
もしかすると、こういうところになぜ?と感じてしまう事が、知覚の再構築ができていない証拠なのかもしれません。


オフィスを出るとすぐに、岩場。登ると結構疲れます。

この岩場、名前を「昆虫山脈」と言います。
なぜ?岩場の山には普通、昆虫は寄り付かないものだろうに。


登る人、下りる人が虫みたいに見える?

昆虫山脈の由来、もしかすると、この山に登ったりする人達が虫のように見えるからなのかも。


メインパビリオンの「極限で似るものの家」。名前も外観も尋常じゃない。

ハウル動く城のようなゴチャゴチャした建物が、当テーマパークのメインパビリオン「極限で似るものの家」です。
名前に関しては、残念ながら理解できませんでした。
このパビリオンの中はいったいどうなっているのか? 少なくとも、とても家には見えないぞ。


 

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