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ひらめきの月曜日
 
「海の宝石箱や〜」と「伝説のすた丼」

伝説のすた丼屋 早稲田店
光の加減か? なんだか確かに色が違うような気がするぞ

品川から早稲田へ

品川からもっとも近いすた丼は早稲田にあった。本店は国立にあるのだが、駅から遠いと知り、あきらめた。2杯のどんぶりを食べ、おなかいっぱいでそこまで動けそうになかったからだ。

さて、『味が違う』と主張する友人の話しを検証するためさっそく同じ『スタミナ丼』を注文。

出てきたものを見る。むむむ。

昼と夜という違いがあるかもしれないが、確かに色味が違う。
1ページめのすた丼と見比べるとどうも微妙に違う気がする。

見た目で感じたこと(あくまで個人的な印象だが)

  • 色味が違う。(早稲田のほうが醤油色をしている)
  • 肉も少し違うかも(品川のほうが1枚が大きい。逆に早稲田は枚数が多い気がする)
  • ネギの絡まり具合も少し違う。(早稲田のほうが細かいのか)

味は早稲田のほうが『いかにも学生』という味がしました。僕個人的には早稲田のすた丼のほうが好きです。そして早稲田でもあの大きなサラダを注文しようとしたら売ってませんでした。学生は野菜なんて食わずに肉を食え! という話しでしょうか? 

一軒目で『不思議な味』だと書いたが、分かった。どうもラーメンっぽい味付けなのだ。これがなかなか大味ながら奥深さもあって、うまい。

なるほど、これはうまいわ。2杯食べてすた丼の良さが分かりました。そして、すた丼は食べる店舗によって微妙に、というかかなり味付けが異なるようです。

 

おまけ (ほかにもいろんなどんぶりを食べたよ)


味名人(みなと)のかつめし
カツのサクサク感を大事にしたい、という信念からたまごでとじずに甘辛だしをかけるだけ、という一品。カツ丼ではなくて、かつめし。言わんとしてることはよく分かります。うまい。

 

『ハゲ天』のさらりと天茶浸け
しめは『ハゲ天』の天茶浸け。どんぶりをもう一杯は食べられないけど、もう少しなら食べられるという人にはもってこいの分量です。正直、これが一番うまいかも、と最後に思わせてくれる一品でした。

イメージ画像

すた丼はご飯が多く、米が余ってしまいそうになるんだけど、肉が意外にしょっぱいので、ご飯が進み調整がきく。貧乏アイディアというか、なんかうまくできてる。

そんないい意味での大味さを持ったすた丼を品川で食べたら味が少上品になっていた。品川のサラリーマン仕様に少し変わったのか? と友人は繰り返す。

どうでもいいけど、いざ変わってしまうとちょっとどうでもよくない。牛丼の件であれほど世間が混乱したことひとつ取ってみても、どんぶりってそんな感じのする料理かもしれない。


 

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