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フェティッシュの火曜日
 
知らない町の祭りに参加


あれは1月だったか2月だっただろうか。浜松出身の友人と話していたとき、「うちの地元の祭り、取材に来ませんか?」と言われ、軽く酔いの勢いもあって「うん、いいねえ、祭り!取材!遠くへ!」と承諾した。

そして4月。その友人から1通のメールが。「あの、町内会の割り当て決めがあるので、参加の是非をお知らせください」

・・・町内会?割り当て?私はいつのまにか、巨大な渦の中に巻き込まれようとしているのだろうか。

とかなんとかわーわー言っておりますが、不安や期待を抱きつつとにもかくにも、その「浜松まつり」の日はやってきた。知らない町の祭りに、町内会から、参加するのである。どんなことになるというのか。

乙幡 啓子

街はもう浮かれてた

5月4日、新幹線こだまで浜松へ。ゴールデンウィークの自由席はさすがに混んでいて、連結部に体育座りで約2時間。駅に着くや、周囲の様子が何かおかしい。何か浮かれているなあと思ったら・・・。


普通にハッピの人が。
地下足袋で続々と。
近代的な駅の中を。
近代的な機械をハッピで。

普通にハッピ、というか上から下まで完全なる祭り装束の人がたくさん歩いているのだ。

自分の故郷の祭りでは、せいぜいハッピを着るくらいで、祭り装束は神輿を担ぐ人とか山車に乗る人とか、役割のある人が着るものだと思ったが、ここは気合が違う。

私もあれを着られるのか。それだけでも来てよかった。コスプレ魂がうずく。そんな魂を自分が持ってたとは知らないが。

 

久々の和コスプレ

着いてさっそく、友人宅で衣装合わせだ。


友人の町内会の仕様です。「東伊場町」の「い」、かと思ったが、町火消し「いろは」の「い」だそうだ。深い。
このワッペンがないと、参加は不可能なのだ。そのための「割り当て」だったのだ。

着方を一通り、友人のお母様に教えていただく。翌日はホテルでひとりで着替えて集合場所にいかねばならないからだ。

私は中学時代剣道部だったので、和モノの着方が何となくわかるつもりでいたが、勝手が違うものもあった。股引(スパッツのようなもの)や、特に地下足袋の留め具が難所だ。


小さい小判みたいな金具を、紐の隙間に引っ掛けていくのだが・・・

これだけで、全体の着替え時間の8割を占めただろうか。でもこういう留め具は見るだけでも非常に興味深い。参考になる(何の?)

着替え前・後の様子がこちらです。


ジーンズ・デニム・スニーカーという亜米利加スタイルから・・
ようこそ日本へ。

おわかりのように、私もかなり浮かれている。自分で自分を何枚も撮る私だ。

さて、ひとまず街の様子を見に、この格好で外に出てみます。


 

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