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ひらめきの月曜日
 
花見ジンギスカン
5月は札幌じゅうが花盛り!


GWごろになると、札幌は一気に春めいて、街じゅうが花だらけになります。冬が長いので、花という花はいっせいに咲き乱れるわけで、この時期の札幌は最高です。

ここで「ワーイ、花見だー!」と浮かれるところでしょうが、じつは私はロクに花見に行ったことがなく、唯一マトモな花見の記憶といえば10年前、小雨の降りしきる、ひとけのない円山(まるやま)公園で、8人でジンギスカン鍋を囲んだ記憶のみです。

以来私の中で「花見=ジンギスカン」という図式が出来上がったのですが、北海道外の友人知人にそのことを言うと、

「花見でバーベキューはしてもジンギスカンはしない」
「その10年前のジンギスカンはだまされたんじゃないのか」

……などと最後には変な疑いまでかけられたので、私自身もよく知らない札幌の花見事情を観察しに行ってきました。

(text by 加藤和美



桜の下、ギョウザ弁当を食べる。

まずは近所から

今年は4月まで寒い日が続き、5月になってやっと春らしくなった。今年の札幌の開花予想日は5月6日で、その1週間後には満開をむかえ、あちこちが見ごろになる。

まず近所の月寒(つきさむ)公園に行ってみた。
桜は咲いていたが、犬の散歩やウォーキングを楽しむ人ばかりで、花見をしている人はだれもいなかった。

仕方なく、池のほとりで、コンビニのギョウザ弁当を食べる。
ちょっと弁当のセレクトを間違えたかもしれない。

ちなみに札幌の公園に植えられている桜は、エゾヤマザクラが多く、本州に多いソメイヨシノの花見とは少しおもむきが異なる。
また時期的にどうしても葉も伸びてしまうので、葉桜が多い。

 

違った種類の桜が並んでいる。
七輪と炭でバーベキュー。焼き鳥やウィンナーをあぶっていた。

花見客を探して

次に、白石(しろいし)公園にやってきた。

この公園にはさまざまな種類のサクラが植えられていて、違った形や色の桜を見ることができて面白い。
どの桜もちょうど満開、天気もよく、最高の花見日和だ。

公園を歩き回ってみると、チラホラと花見客の姿が見えるが、ただ座って花を眺めている人、お弁当持参でピクニック感覚の人たちばかり。

「やっぱり、花見でジンギスカンをする人は珍しいのか?」と自信をなくしかけた矢先、公園の奥の方から何かが燃えるにおいが……これはもしや!

いたー!

いましたよ!

10組ほどの、何かを焼いて食べている人たちが!

がしかし、「ジンギスカン」をしているグループはいない。

そこで、札幌の花見のメッカ、円山公園に期待を託して移動してみることに。

 

円山公園の隣は北海道神宮。
あたりが白煙でけぶっている!

花見のメッカ円山公園

そんなわけで円山公園に移動。
札幌で花見といえばココなので、公園の脇にはズラリと並ぶ路上駐車の行列。

さて北海道神宮の正面から入ってみると、どうも……

肉くさい。

どこからともなく、焼肉屋のような激しいにおい。

こ、これは……!
においのする方をたどってみると、見渡すかぎりの桜、桜、桜!そして、人、人、人!

その人のほとんどが、何かを焼いて食べている!
そしてあたりが白く煙っている!
なにごとだ!?


ここら一帯で、バーベキュー大会!?


そんな様相を呈するほどの、皆さんの焼きっぷり。
ただウロウロしているだけで、焼肉屋へ行ったくらいいぶされる。

そんな見渡すかぎりのバーベキュー人(びと)たちの中から、ついに見つけた、お目当ての人々を!

広い公園の中、見渡すかぎり、人、人、人。
そしてたちのぼる白煙。
関係ないけど大胆に場所取りをする「木村家」。混んでいるのに、見張りなどいなくてもロープを張っただけで不可侵領域に。
 

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