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ちしきの金曜日
 
「長崎さるく博」に行って来た
何をみんなで見てるのか?


 長崎では今、「長崎さるく博」というものをやっている。
「〜〜博」といっても、特別に展示場を設けて行われるのではなく、町全体を展示場に見たてて、歩いてあっちこっち見て回ろうというもの。

コースが全部で40ほどあるのだが、その中に
「これってほんとに普段の街歩きなのでは?」
というコースがあったので、参加してみた。

(text by T・斎藤



長崎・浜町のアーケード


一番普通っぽくて地味なやつを

たくさんあるコースの中から、今回選んだのは、
浜ぶらコース 〜アーケードと路地裏ギザギザ歩き〜
というもの。これは普段買い物の時に行く商店街のアーケードがルートになっている。
「なんだか妙に地味なコースだな」
と思い、あえてこれをチョイスしてみた。

ちなみに、先月書いた海底炭鉱ツアーも、このさるく博のツアーのひとつ。こちらがあまりにも特殊なコースだったので、逆に超普通っぽいやつに参加してみたかったのだ。

浜町アーケード

左の写真が、今回巡る浜町アーケード。
「浜町」と書いて、「はまのまち」あるいは「はまんまち」と読む。
見ての通り、いわゆる商店街のアーケードだ。
長崎市の中心部、繁華街である。

写真に写ってる
「おっちゃかす、ばってん」
と書かれた垂れ幕は長崎弁で
「落とす、だがしかし」
みたいな意味。
なぜこれがここにぶら下がっているのか、
いろいろわからない点は多い。

 

市民ガイドの明石さん


市民ガイド

ツアーにはガイドさんが付く。左が今回のガイド・明石さん。
明石さんは普段はサラリーマンで、土日のみボランティアでガイドをされている。長崎さるく博は市民のボランティアに依存するところが大きいのも特徴だ。

朝10時からスタート、12時までの2時間コースである。

 

長崎名物・桃太呂のぶたまん

ここ、おいしいよ

一番最初のガイドは、
「この店おいしいよ」
というところから始まった。

い、いや、正確にはその前に
「この付近は埋め立てによって作られたもので、昔は海だった。」 という話から始まった。

ちなみにこの桃太呂のぶたまんは、私も大好きだ。一口サイズの小さい肉まんで、1コ60円。ぱくぱく食べられるので、たいてい一度に10コ買う。

 

水がこのラインまで…


長崎大水害

 続いて訪れた、というか何歩か歩いて着いたのは、1982年に起きた長崎大水害の水位を示す碑。

 長崎大水害とは、集中豪雨による洪水で300人近い犠牲者が出たというもの。赤い点線のラインまで水位が上がったという。眼鏡橋も壊れた。

 

一見、何の変哲も無い電話ボックス


コネタのような電話ボックス

次は一見、普通の電話ボックス。
が、中に入って上を見上げると…

ミニ・プラネタリウム


天井がプラネタリウムになっている。
おお、ワンダフル!

今回このツアーに参加した人々は全員、長崎市民のかただったが、みな口々に
「今まで気付かなかった。」
と言っていた。住んでても意外と知らないことは多い。

今度、機会があれば女性を誘ってこれを見上げてみたいと思う。(そんな機会は無い。)

 

アイスコーヒー飲んで休憩


九州最古の喫茶店

九州最古という歴史を持つ喫茶店「ツル茶ん」。
地元ではとても有名な店で、私も以前コレコレの記事で取材に伺ったことがある。

ここで一同、アイスコーヒーを飲んで休憩する。

本来はもっとコース終盤にて立ち寄る予定だったらしいが、お店の時間の都合上、今回はルートを逆周りで回っており前半に休憩が来るカタチになったそうな。

 

カラオケ屋


大浦けい居宅跡

カラオケ屋を見つめながらガイドさんの話を聴く一同。

幕末、日本茶を海外に輸出して大儲けし、幕末の志士達の援助もしていたという女傑・大浦けいが、かつて住んでいたところ。もちろん、カラオケ屋に住んでたわけではない。


 

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