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ひらめきの月曜日
 
カップ焼きそばのキャベツを増やす
一玉98円のキャベツが手に入りました


たまに、無性に、どうしようもなくカップ焼きそばが食べたくなる時がある。健康やカロリーのことなんかどうでもいい。安いソースが絡まった麺を、どうしても食べたい。今すぐ食べたい。

麺もいいが、忘れてならないのがキャベツの存在だ。少量ながら唯一の具と言ってもいい、あのキャベツ。もうちょっと量がたくさんあったら嬉しいなぁ…と、常々思っていた。

思うだけならサルでも出来る。それをどう克服するかが、人類であることの証ではないだろうか。キャベツごときで大袈裟か。

いや、ちっとも大袈裟なんかじゃない。やってみよう。

高瀬 克子



乾燥か、冷凍か

キャベツの量を増やす、といっても、ただキャベツを投入すればいいってもんじゃない。今回は、あのカップキャベツ独特の歯応えまで再現しようという計画だ。

茹でたり炒めたりするのは、お手軽が信条のカップ焼きそば精神にもとる。といって、生は明らかに違うだろう。

御存知のようにカップキャベツは乾燥している。いや、あれは冷凍? っていうか冷凍乾燥? …よく分からない。分からないなら、やってみるまでだ。


ザル一杯にキャベツを手でちぎり
乾燥コースと、冷凍コースに分けました

乾燥にしろ冷凍にしろ、商品化されているキャベツは頭に「急速」という文字が付くのだろうが、当然ながら我が家にそんな立派な設備はない。

唯一出来るのは「じわじわ」だ。


ベランダの洗濯機の上で、じわじわ乾燥
このまま冷凍庫で、じわじわ冷凍

「ハトとかカラスが来てキャベツを荒らしませんように」
と念じながら、キャベツを外に放置した。まぁ冷凍庫の方は、誰に襲われることなくじわじわと凍ってくれるだろう。

さて、2日間外に放置されたキャベツが、一体どうなったかといいますと…。


確かに乾燥しきっておりますが
…傷んでる?

葉の端の部分が完全に変色してしまっている。これ、食べても大丈夫なのか?

「でも切り干し大根だって変色してるし、食べて毒ってことはないだろう…」と必至で自らに言い聞かせ、これをカップ焼きそばに混ぜることにした。


前から気になっていた超大盛をセレクト
なんと麺がセパレートしてました
これが目指すところの乾燥キャベツですが
明らかに色も形状も違ってます

商品化されている乾燥キャベツが、どういう経緯でこうなっているのかは知らない。きっと何年にも渡る苦労の上に開発された物なのだろう。

しかし、こちらも乾燥されたキャベツだ。しかも100パーセント天日干しだ。どうだ。

というわけで、乾燥キャベツ同士、仲良く同じカップの中に入ってもらうことにした。


とても不安になる画像ではありますが、さっそくここにお湯を投入してみましょう

 

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