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ちしきの金曜日
 
コーヒーおむすびとバナナの味噌汁

店内の風景

いろんなコーヒーバージョン

再び場所をレストランに戻し、数々のコーヒーメニューを見て行きたいと思う。

まずは、コーヒー寿司。
もう、ネーミングだけでかなりキテる。

ここ長崎県大村市では、「大村寿司」という錦糸玉子を乗せた独特の押し寿司があるのだが、これはそれのコーヒーバージョン。コーヒーの葉っぱに包まれての登場である。

コーヒー寿司

 

パパイア入り

違和感なし

コーヒーおむすびを食べた後だったからか、もはや何の違和感も感じなかった。控えめの味付けで、普通にうまい。

中には幾つかの具材が入ってるのだが、そのうちのひとつがパパイヤ。パパイヤと言っても、我々が想像する甘いアレではなく、熟す前のまだ青いパパイヤを漬物にしたものだそうだ。言われないとこれがパパイヤだとは普通の人は気が付かない。

バナナ、パパイヤなど、“南国風”というのもこのお店のテーマだ。

コーヒーピラフ

 

コーヒーで炊いたピラフ

コーヒーは調味料なのか

お次はコーヒーピラフ。上に乗ってるのはコーヒーで煮込んだとろとろの鶏肉だ。

洋食だとコーヒーの溶け込みっぷりもまた一段とナチュラルに。ここまで来るともう、コーヒーが調味料のように思えてくる。すごいうまい!

その後は、これまたコーヒーを使ったデザートが2品。
コーヒーパフェに、コーヒー水まんじゅう。
もう、なんでも来い!!

コーヒーパフェ
(最近よくパフェ食べてるな)

コーヒー水饅頭

 

そしてコーヒーそのもの
そして違いがわかる男


最後は王道で

最後はやっぱり王道の「飲むコーヒー」を。
こちらは一杯1000円の、100%自家栽培豆を使ったコーヒー。(自家栽培でとれる量にはやっぱり限りがあるので、100%のものは貴重な一杯。)

さて、そのお味は…

うむ。

さすがに美味しい。
余計な細かいことなど一切考えずとも、飲めば
「あ、これはうまい」
とすぐにわかる違いがある。

もっとも焙煎したて・挽きたて・煎れたてなのだから、うまくて当然なのかもしれないが…。

む〜ん。やっぱりうまいな、飲むコーヒー。

今回さまざまなコーヒー入りメニューを食べてみたが、やっぱり飲むコーヒーが一番おいしい、ということもなんとなくわかった。

 一見キワモノと思われたものも、ここまでこだわって作り込まれると高級感さえ漂う一品となっていた。それはコーヒーへのこだわりから生まれたものだった。

他にもお土産用の「コーヒーストラップ」とか、コーヒー屋が作った「珈琲キャンディー」(ほろ苦い)など、さまざまなコーヒーアイテムがあった。

社長さんは裏でコーヒー豆を炒っていた

 帰り際、お店の裏を覗くと、先ほど芝居をされていた社長さんが着替えてコーヒーを炒っていらした。こういう地味な作業風景にも、なんだか心動かされた。ありがとうございました。

みんな行こう!


●お店データ

長崎スコーコーヒーパーク
長崎県大村市寿古町813-1
TEL:0957-55-4850
ホームページ


 

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