「東京モーターショー」や「東京オートサロン」なども開催される日本最大のコンベンション施設・幕張メッセで新車発表の展示会があると聞いて行ってきた。この手のイベントはいままで行ったことないのだけど、やはり男ゴコロをくすぐる物がある。コンセプトカーとかキャンギャルとかキャンギャルとか、その他キャンギャルとか。
よく車のフォルムを評するに「セクシー」という表現が使われる。やはり女性名詞なのだろう。「カーグラフィックTV」の古谷徹さんの声なんかまさにそんな感じ。やっぱり「この車は」というより「彼女は」なんて表現の方が似合う。先達に習い、セクシーかつ、そこはかとないアーバンな気分で展示会を見に行ってきました。しかし、そこにあった新車とは‥。
（大坪ケムタ）
幕張に集結したヘビーでセクシーな車たち
シュツットガルトを思わせる曇り空のもと、訪れたここ幕張メッセ。曇りガラスに書かれた地名も、どこかハイセンスな近未来感。これから続々登場するセンシティブなコンセプトカーの登場を予感させる。
本当の女を知らない男はすぐ顔や胸に目がいくものだが、女の本当の魅力は「脚」にある。それはクルマも同様、いかに顔がよくても足回りが美しくなくては真のセクシーなデザインとはいえない。
理想は、カモシカのようなスラリと伸びて締まった脚。男の細やかな注文に応えるようなセンシティブさ。幕張に集められた彼女たちもまずそれで我々を魅了した。
‥スーパーヘビー級のキックボクサーの脚のような彼女の重量感。若いセクシーな娘というよりは、大地をガッチリと踏みしめる「母」という感じだろうか。
もうひとつ、女とクルマを重ね合わせる時に出てくるのが「流れるようなフォルム」。特に女性の腰のくびれは理想の流線型だ。会場に集められた彼女たちも我々を挑発するかのようにその蠱惑的なくびれを見せつけてくれた。
くびれているの腰ではなくて文字通りアーム、腕ですね。しかしその二の腕は体脂肪をギリギリまでそぎ落とした機能美そのもの。モータースポーツのアスリートはこうなくてはいけない‥とムリヤリ解説気味になってますが。
この日に行われた新車展示会というのは乗用車ではなく、建設機械。幕張メッセで行われていたのは、その名も「CONET2006 平成18年度建設機械と施工技術展示会」。アーバンはアーバンでも都市を造る方のクルマの展示会なのでした。
せっかくなので、セクシー＆アーバンに建設機械‥いや、彼女たちを紹介していきたいと思います。古谷徹のナレーションのイメージでご覧ください。間違って古谷一行にならないようにお願いします。三敏も不可。
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