と、これらの特徴が相まってベトナム的な電柱美をつくりだす。無機質で、ダークな色で、アバウトで、でもカッコイイ。おそらく建物にこだわるライターの大山顕氏なんか好きなんじゃないだろうか。
電柱と電柱に絡む無数の電線の美を発見してから、ベトナムで上を向いて歩くのが好きになった。電柱それぞれが個性があるので、面白い電柱を発見するだけでも楽しいのだ。次のページではベトナム電柱コレクションを紹介しよう。
ところで電線が梳いた髪の毛にも見えるんですよ。だから超巨大高枝ばさみで、幾重にも重なった電線をちょっきんしたらカタルシスを感じるだろうな〜とか思ったのは自分だけですかね。あぶないですね、すいません。 |