大門グラスをかけて会議
会議は各自の企画発表へと議題を移しているが、企画発表と言っても決して堅いものではない。今後自分がやりたいと思っている事をざっくばらんに相談する場である。
例えばこの日、最初の企画発表者であった工藤氏からは、「都市河川の水を飲み比べたい」という提案があった。サバイバルストローで川の水を飲み、その味を比較するというのだ。とても面白い着眼点に対して、それぞれが思った事を口にしていく。それは上流でやるのかそれとも下流か。衛生面は大丈夫か。ソムリエ風に味の表現をしたらどうか。
発想自体は面白くても実際取材を始めると想像と違った、という話は良くある。会議の場でみんなの意見を聞くのはとても貴重な事なのである。
みんなの意見が出揃い、最終的に工藤氏の企画は次回に実行する運びとなった。 |