じゃあ、早速
子供の頃の気持ちに少しでも近づけるよう、レンタル衣装屋で体操服を調達した。僕が子供の頃は上下白で揃っていたが、最近の体操服は上下で色が違うらしい。それを衣装屋さんに言うと「それは昭和の学生ですね」と返されてしまった。おっしゃる通り、僕は昭和の学生だった。
しかしこうして見ると、このホットパンツっぷりは何だ。昭和の学生というよりは古い時代のサッカー選手みたいでもある。
ラジオ体操第1は全部で13種類の運動が含まれている。それを前半と後半の2つに分けて、それぞれ伴奏を変える事にした。
まずは、腕を前から上に上げて、背伸びの運動から。 ベンチにセットしたパソコンから音を出して動きを合わせる。
かなり音と合っているのではないだろうか。 ラジオ体操第9、ここまでは狙い通りだ。
気持ちが乗ってきたので、次に体をねじる運動から最後の深呼吸まで、途中から盛り上がるバージョンの伴奏に合わせてみた。
やっている時は精一杯がんばったつもりだが、こうして映像で見るとまるで覇気がない。これが36才の限界であろうか。
元気出せ、俺。
今回、恐らく20年以上振りにラジオ体操をやったので動きを全てマスターするまでに結構時間がかかってしまった。動きを覚えた後、第9に合わせてみたがその時点で汗だくだった。ラジオ体操、超ハードである。
そして交響曲第9番であるが、中々想定通りにラジオ体操の動きと合ったように思う。思うけど、聞き慣れたラジオ体操の音楽の方が全然やりやすいだろうなあ、とも思った。朝から劇的過ぎちゃうから。