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ロマンの木曜日
 
輪ゴム・スーパーボール
神君臨に友人ツマさんと唖然


私は今、大量のゴムを「目の前」にして、途方に暮れています。

前回の記事「「我が家のゴムのありか」の締めくくりに、私はこんなおおげさなことを書きました。

30%の人が輪ゴムを必要としていない生活をしているという調査結果におどろき、なんとしてもゴムの偉大さを思いしらせなければと使命感にもえていたのです。

しかしこれという決め技もなく、悶々とゴムをいじっている間、そのあいだに、自然とカタチづいてきたモノをご紹介したいと思います。

なんというか

「ゴムの神が降りてきた」

とでもいうべきその産物を、ほぼ30%の方々に捧げます。

(text by 土屋 遊



うーん、どうすっかなあ……
うーん……

ゴムまみれの数時間

「ミュージカルのピーターパンの役者は、輪ゴムで吊らされている」

「アリはゴムがだいきらい」

「フィンランドにはゴムの味の飴がある」

などのガセネタ(一部事実)が飛び交ったその日の夜。

ああでもないこうでもない、と思いを巡らせながら、ヒザの上で無意識のうちにゴムの束を作っていました。

その行為に無我の境地におちいり、ヤケクソ的に続けること30分。

「あれ、これ……」

「イケるんじゃないか?」

と思ったのが「ゴムのボール」。ゴムの神が降りて来た、その瞬間です。
いわゆる巨大化したスーパーボール。

半信半疑のまま、延々と続けて行ったら本当にそれらしくなってきて焦りました。


あれ、もしや……


こ、これ、ボール作れんじゃねえかな?(ゴム神君臨)


どんどん進化するゴムボールをごらん下さい
(クリックで進化)

ゴムと向き合う

最初は無心で2本ていどのゴムをまとめてせっせとかけていました。
あるていど球体になってきたところで気を引き締めながら2,3本。

そして、途中ではいきなり「パツン!」と崩れてしまうのではないかとビビりながら3,4本。
「丸だよー丸いよ、ホントに丸いよこれー!」
と叫びながら、大きくなってくるとゴムを伸ばすのにもパワーが必要でした。

合計2時間以上のゴムと格闘した結果、自分でもほれぼれするほど見事なスーパーボールができ上がった次第です。

あまりのうれしさに、しばらくの間はいつでもどこでも見せびらかせるようにカバンに入れて持ち歩いていました。けっこう重いです。


ゴム何本分?と聞かれるのですが「そんなのわかるわけないだろう。497gです」
デイリーライターの梅田さんちからくすねてきた量りが役に立つ時がきました。

 

ゴムを見直してほしい……けど

見知らぬ小学生にも「ホラすごいでしょ」と見せびらかしていましたから、もしや私は「ゴムおばさん」として街のウワサになっているかもしれません。
それでもいい。ひとりでも多くの人がゴムを可能性を認識し、大切にしてくれたら不審者扱いなど本望です。

みなさんのご家庭でもぜひゴムを保管して、立派なスーパーボールを作って下さい。しかももうフックや蛇口にひっかけたり、引き出しにしまわなくてもいい、ゴムそのものが立派な保管庫になるのです。一石二鳥とはこのことです。

……と書いてみたものの、時間をおいてよく考えたらここまでどうしてゴムに執着するのか自分でもよくわからずバカらしくなりました。やはりあの時期、私の中にゴムの神様が君臨してきたとしか……

マルじまん、跳ねじまん

もちろんことあるごとに方々で自慢しましたが、
「毛糸だって巻いていくと丸くなるのだから原理は同じ。だからべつにすごくない」
と言われました。
編み物をやったことないのでよくわかりません。
あれは多分、見事なゴムボールを作り上げた私に対するせいいっぱいの抵抗(くやしまぎれ)だと思います。

それに毛糸は、ここまで見事に跳ねたりしませんからね。

クリックで再生します。ピョーン

 

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