さあ、造花でアナジャコだ

筆でアナジャコの存在を確かめたところで、今日の本題である造花でのアナジャコ釣りスタート。まずは剪定鋏で造花をアナジャコの穴にフィットするように切りそろえ、全体のバランスを考えながら一本づつ丁寧に植えていく。うん、やっぱりやっていることが園芸部っぽいな。

そしてフラワーロックがあらわれた

干潟の穴に花を植え終え、しばらく様子を伺っていると、一本の花がゴソっと動いた。すぐに別の一本がまたゴソっと。すごいすごいすごい。ああ、なんかこういうの見たことあるぞ。あれだ、あれ、ええと、フラワーロック。音に反応してクネクネ動くサングラスした花。私が子供の頃に流行っていたアレだ。

そうかあ、フラワーロックときたか。感慨無量。

動画で見てみよう

やっぱりこういうのは動画じゃないと伝わらないよね。よかった、デジカメに動画撮影機能が付いていて。備えて安心、動画モード。

ありがとう、アナジャコ

うん、すこぶるカッコイイ。 この幾何学的な造花の動きがたまらなくイイ。「動力源がアナジャコのロハスなフラワーロック」とでもいいましょうか。干潟に咲いた造花にアナジャコが生命を吹き込んだ瞬間にボクは立ち会ったんだと１人干潟で感動。なんか心臓がドキドキしている。

なんかよくわからないけれど、ありがとうアナジャコ、すごいぞ干潟。この衝撃と感動をなにかのコンペに出品したら、きっとなにかの賞がもらえるはずだ。ベストなんとかロハス賞とか。現代アートって確かこんなんだった気がする。よくわからないけれど。

めでたしめでたし。