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土曜ワイド工場
 
あのクラゲを食べたい
クラゲ、実は美味しいんじゃないかなと思って。食べた。


お盆を過ぎた頃に海へ行くと、よく波打ち際にプカプカとクラゲが浮かんでいますよね。浜辺に打ち上げて子供達に突っつかれているアイツ。あれはミズクラゲという種類だそうです。

そのミズクラゲなのですが、私は初めて見たときから「ああ見えて実は食べたら意外と美味しいのでは?」と目をつけていました。寒天とかアロエとか好きなので、是非一度食べてみたかったのです。カロリー低そうなのでダイエットにもきっと最適。

そんな訳で、海でクラゲを捕まえてきて食べてみました。ただ純粋に食べてみたかったのです。

(text by 玉置 豊

※編集部注:
本記事でのクラゲは毒の弱い「ミズクラゲ」というクラゲです。ただし人によっては刺されると腫れることがあります。クラゲには危険な種類もいますので、扱いは専門知識のあるかたに聞くか、資料等で確認のうえ行ってください。それが難しい場合は避けてください。


まずはクラゲを捕まえる

新鮮なクラゲをぜひ食べてみたい。そこら辺で捕まえたやつ。そんな誰でも一度は襲われる蒼い衝動に突き動かされ、ある大潮の夏の日、友人が住む神奈川の海へと向かった。

クラゲなんて海に行けばいくらでも捕れると高を括っていたのだが、考えなしにお盆前のクラゲシーズン初期に来てしまったため、クラゲを見つけるのが思いの外大変だった。クラゲのくせに生意気だ。とか文句をいいながらもうクラゲ捕りに夢中。やってみたら楽しかった。

一緒に海へ来た友人達がシュノーケルやら潮干狩りやら釣りやらで海をエンジョイしている横で、私は一人クラゲ捕り。


ビーチサンダルだと貝殻とか危ないから、今日も地下足袋。 クラゲ捕り。結構夢中になれるよ。

クラゲ発見! 捕まえた!プニプニしている!ちょっと溶けかけている!

ところでクラゲ捕り、動物を捕まえているというよりは、栗拾いとかキノコ狩り(ほら、キクラゲってキノコだし)とかの方が感覚的に近いようだ。

そしてクラゲ捕り、通りすがりの人々に「なにを捕っているのですか?」と聞かれて、「え、ええと、カニとか…」と口ごもる、ちょっと弱気な自分と向き合うきっかけになる。


クラゲ!と思ったらビニール袋だった。ウミガメがクラゲと間違えてビニール袋を食べてしまうという話を思い出した。 気合い入れて捕りました。このくらいあれば夕飯になるかな。

いやあ、クラゲ捕り、やってみるとなかなか楽しかった。さあ、新鮮なクラゲ(だと信じたいが死んでいる気が「大丈夫だろうか)が無事確保できたので、あとはこいつを持って帰り、どうにか料理して食べてやろう。

いやまてよ、わざわざ家で料理しなくても、せっかくの捕れたてピチピチプルプルクラゲなので、このまま海水で洗ってガブリといってもいいような気がする。


プルプルしています。とても美味しそうです。

鼻を近づけクンクンクン、うん、だめだ。匂いを嗅いでみたら、「必要以上に濃厚な海の香り」がしているので生食は断念。私の求めているクラゲじゃない。まだこの段階では食べ物と認められないぜ。

そんな訳でクラゲ料理に挑むべく、友人宅へ移動。一人自分の家でやるのはなんとなくイヤ。友よ、この気持ち、わかっておくれ。


 

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