結局あちらこちらに蓋のないマンホールを見かけたものの、マンホールチルドレンを見かけることはなかった。
暖かい春から秋にかけては貧しい子供たちも仕事がため、外回りをするのだそうだ。逆にマンホールの中で住むのは、冬がマイナス何十度にもなる凍てつく寒さになるからだとか。なるほど。
マンホールを上から覗くと、意外と深くなく、底には食事の跡がただ残っていた。貝塚みたいなものだろうか、違うか。
とにかくモンゴルの都会を歩くときは、特に夜道を歩くときは足元に充分に注意して歩こう。
ということで次に進みましょう。 |