そう言えば最近、サラダコーナーに不思議な新顔が登場している。パスタサラダだ。その名の通りパスタの上にサラダが乗っているだけの商品なのだが、気が付けばどこのコンビニにも置くようになっている。コンビニに必ず置いてある、ということは一般化したという証しだろう。実際、僕のまわりでもパスタサラダを食べる人が増えた。
なぜポピュラリティを得たのか。パスタなのかサラダなのかよく分からない微妙な立ち位置が人気の秘密ではないだろうか。パスタを食べたい。でもカロリーが気になる。じゃあパスタサラダはどうだろうか? うん、それならいいや。そんなおいしいとこどりの商品がパスタサラダなのだ。
しかし曖昧な態度のパスタサラダを見ると「パスタ」なのか「サラダ」なのかはっきりしろよ! と言いたくなるのも人情。
そこで、今回はパスタサラダはパスタなのか、サラダなのか? この命題にさまざまな角度から挑んでいきたいと思います。
似た食品を引き合いにだしてみよう
では、パスタサラダとおなじく曖昧なポジションに居る「サラダうどん」はどうだろう? これは明らかにうどん(主食)ではないだろうか。サラダはあくまでうどんの添え物であって、メインはうどんである。
しかし、「マカロニサラダ」はどうだろう? 今度はサラダではないだろうか。昔から僕らはサラダのつもりでマカロニサラダを食べている。マカロニの原材料はパスタと一緒だ。
パスタは形状としてはうどんに近く、原材料としてはマカロニに近い。
うーん。。ますますパスタサラダが何なのかよく分からなくなっていましました。
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