今年の6月6日で30歳になった。それと共に体も頭も衰えを感じる。体も頭も、20代の頃と比べてキレが悪くなった気がするのだ。
果たして僕の体や頭はどれほど年老いてしまったのか。考えるのも恐ろしいが、まずは知る事から始めようと思った。
How old am I?
まずは知れ、アンチエイジングはそれからだ。
(text by 松本 圭司)
■3つのアプローチで調査しました
体の年齢を調べるにあたって、3つの調査方法を編み出しました。まず一つめは「人体の不思議展」の会場内で行われていた脳年齢と骨年齢測定。二つめは池袋にあるナムコナンジャタウンのアトラクション「若返りの秘宝」。そして3つめは、実際に運動をしての体力測定です。
以上3つの調査を総合的に判断して、僕の実質年齢を調査しようというのが今回の趣旨です。
最後までお付き合いの程、よろしくお願いいたします。
■では早速人体の不思議展でテストです
まず最初は横浜で開催されていた人体の不思議展での年齢測定。会場隅のブースで脳年齢と骨年齢を測定してくれます。1000円でした。
まず脳年齢を計りました。画面に現れる番号を順番にタッチしていくゲーム的なものを2種類やらされます。驚くほど短時間でおわります。
脳の元気度、すばやさ、有効活用度が計測されます。なんだかこうやって自分の能力が数値化されていくのって面白いですね。RPGのキャラクターになった気分です。
次は骨密度の測定。靴下を脱いで謎の装置に足をセットします。すると、ゴムまりの様な物でくるぶしを挟まれます。怪音波をくるぶしの骨に当てて密度を測る仕組みだそうです。
結果は次のページで発表します。
■次はナンジャタウン
ナンジャタウンで7月から始まった「若返りの秘宝」では3種類の年齢測定を行えます。とても混んでいて100分ほど40ナンジャ硬貨(ナンジャタウン内の通貨)を握りしめ、すっかり疲れた所でテストスタートです。
テストは全部で8種類。全てを詳細にレポートすると、読むのに100分掛かってしまうので駆け足で見ていきましょう。
・・・・・。
全体的によく分からない感じでテストが終わってしまいました。ロケテスト風に、画板を持って僕らを見ながらなにかチェックしている人が沢山いたので、実際にシステムのテストをしていたんだと思います。はたしてこれで正しい年齢は測定出来たのか・・・。
それでは最後に体力測定を行います。
■ここは近所の公園です
年齢調査、3つ目は実際に運動をして年齢を計ってみます。これまでは謎の機械や謎の測定方法でなんとなくしかわからなかった結果が、ズバリ記録として残ってしまうのです。なんて恐ろしい。5種目に挑んだ三十路男の奮闘をご覧下さい。
最初は腕立て伏せ。キリン堂さんのWebサイトにあった情報(あなたの体力年齢は何歳?)によると30代の僕は16回以上は出来なければマズイ事になります。マズイマズイと思って頑張りました。
2種目目は、目をつぶって片足で立つ、閉眼片足立ちです。30代としてのノルマは50秒です。これ以上を狙わないと厳しいと言わざるを得ません。
3種目目は、立ち幅跳び。僕は中学生の頃から幅跳び系の種目が苦手だったんです。課せられた30代ノルマは215cm。いや、飛ぶ前から無理だろうって思いました。中学生の頃だってそんなに飛べないよ。
そして4種目は息こらえ。息を思いっきり吸って止めればいいみたいです。ノルマは24秒。なんだか楽勝な気がします。肺活量には自信があるのです。
最後は立位体前屈。高校生の頃は余裕で15cmはいってたと記憶しています。体硬いようで、実は柔らかい気がしていたんです。以上5種目をやった結果、ついに僕の年齢が判明したのです。
では、結果です。