箸で突ついただけで肉が崩れた。ここまで柔らかい角煮を作ったのは始めてだ。ただ「長時間煮ることで味が濃くなってしまうのでは…」と心配して初めから薄味で作っていたせいか、角煮特有の「こっくり」した味があまりしない。ここで、ちょっと醤油を足した。
さらに5時間経過
猛烈な睡魔と戦いながら、計15時間が経過。万が一居眠りした時のために、目覚まし時計を2つセットしながらの角煮観察である。
だいたい2〜3時間ごとに鍋を覗き込み、煮汁の減り具合を確認したあと、目覚ましを3時間後にセットするのだ。これでうっかり眠ってしまったとしても、鍋の安全は確保されるというわけだ。
ここで、また味見をしてみよう。
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