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ちしきの金曜日
 
山形に大根の自動販売機を求めて
昔の記憶を辿って、大根畑へ。


先日、急に思い出したのだが、私が通っていた山形の大学近くに、確か「大根の自動販売機」というものがあった気がする。

自分の記憶に突っ込みを入れるのもなんだが、なんだよ「大根の自動販売機」って。

確か大根畑で、どうにかして100円払うと大根が出てくるシステムがあったはずだ。その時は、別に大根は欲しくなかったから買わなかったけれど。学生だったし。

なにぶん大学を卒業して8年の月日が経っているので記憶がとても曖昧になっているのだが、あれはなんだったのだろう。

(text by 玉置 豊



とりあえずいってみよう

大根の自動販売機ってなんだっけなあと首を捻りながら、とりあえず新幹線に乗り込み、一路東北へ本当にいく。

とはいっても、大根を買うためだけに、また東京から山形までいくのはさすがにちょっと大変なので、仙台でおこなわれる結婚式に参加するついでとしていってきた。ついでっていっても仙台から山形は東京から千葉くらい遠いのだが。


仙台なので山形新幹線つばさじゃなくて、Maxやまびこ号。 とても素敵な結婚式でした。

 

大根の自動販売機を探して

結婚式の翌朝、仙台のホテルを出て山形行きのバスに乗り込む。とても天気のいい日曜で、車窓から見える田んぼが黄金に輝いていて、とても綺麗だった。


バスの車窓から。もう稲刈りの季節です。

記憶の底に眠っていた大根畑は、確か西蔵王のあたり。車じゃないといけないところなので、卒業以来ご無沙汰していた、山形在住の友人を呼び出した。8年振りの再会で、「大根の自動販売機探し」に付き合わせる。

友人に目的地を伝え、私が住んでいた頃は存在しなかった新しい道を走って、どんどん山を登っていく。景色がものすごくいい。やっぱり山形はいいところだ。

ところで大根といえば、大根飯で有名な「おしん」の舞台はここ山形だ。


学生時代、あの山の下に住んでいました。
山らしい形の山でした。
どんどんと山を登っていきます。

 

自動販売機が見つからない

目的地と思われる場所に到着し、それらしきものを探す。しかし、直売所はたくさんあるのだが、「自動販売機」といえるようなものがない。直売所の人に聞いてもそんなものは知らないという。


野菜の直売所はたくさんあります。 キャベツが安いです。

大根も売っていますが、自動販売機じゃありません。 「自動販売機はねえなー」だそうです。

そういえば、野菜の無人販売というシステムがあるが、あれを自動販売機と思い込んでいたのだろうか。

畑の端に値段の書いた野菜が置いてあって、お金を貯金箱とかに入れて野菜を買うシステム。

でもそれだったら、ちょっと地方にいけばどこにでもある。わざわざ山形までこなくても、私の生まれ育った埼玉にもあった。

だんだん不安になってきた。自動販売機は本当に存在するのだろうか。


 

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