どうやって測ればいいのか
300mなんてどうやって測ればいいんだ、と悩んでいたところ、以前見たインターネットの便利サイトのことを思い出した。このサイトを参考にして釣り糸を300m分用意することにした。なるほど、釣り糸は長いのに安くて、計器としてはかなりお買い得な感じだ。インターネットって便利で素敵。記事を書いたライターさんに感謝だ。お歳暮に良いハムでも贈りたい。
こんな方法でよく計ったな
糸がからんでからんでどうしようもない。こんな方法でよく100m計ったなという尊敬の思いと、釣り糸を無駄にしたというやるせない痛み。当然痛みの方が強いわけで、ライターさんへお歳暮に良いハムを送るのは取りやめにした。魚肉ソーセージを、いや、ハム画像を添付した迷惑メールを送ろう。
ぐしゃぐしゃにからんだ糸はもう使い物にならず、無理矢理体ごとからまってみて「助けて〜!」という写真を撮ってもみたが全くおもしろくなかった。考えたやつ誰だ!
とにかく測ります
もう糸はいい。とにかくあるもので計ってみる。そこから考える。
経験上、おけつみたいな形のものに悪いやつはいないと思う。冬山などで遭難したとしても、おけつ型かおけつ型でないかで食べられる食べられないを判断していけばいいと思う。ということは、グリコは悪くない。悪くないどころか本当にすばらしい。悪いのはひとつぶ300mを真に受けるやつだ。
さあ、測るぞ。
おだやかな午後のひととき
公園の側には喫茶店があって、晴れた日はテラス席が人気だ。カプチーノを頼むと泡で絵が描かれていて非常にファンシーな気分になり、いつの間にかグリコのことなどすっかり忘れて絵本の国に突入していた。おやまのはばは20せんちです。そしておやまのたかさは…はばが20せんちなので、えー…、あ!ひらめいた!計り方を間違えていたのかもしれない!一見長そうな横だが実は縦の方が長いんだ!横は2cm程度かもしれんが、実は縦が300m!?まさか!?急げ!
グリコは一粒300mなの! このあと豚のライドに乗って、ルネサンス時代のヨーロッパへ遠近法の発明を阻止しに行きました。おわり!