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フェティッシュの火曜日
 
たぬきうどんのアレを残らずすくいたい


たぬきうどんが好きだ。あー、言っちゃった。と恥じるくらい、この嗜好は堂々と言えるようなものではないと思う。何てったって、関東の場合、具が「天ぷら揚げたときのカス」だ。要は小麦粉揚げだ。なので安い。

でも小さいころから、店からうどんをとるときも、お店に行って食べるときも、必ず「たぬきうどん」だった。いまだに駅ソバ屋でも「たぬきうどん」のボタンに自然と指が行く。もう一生食べるんだろう。

ただ、外で食べるたびいつも歯噛みするのは「最後まであの揚げ玉がすくえない!」ということだろう。同意してくださる方も多いと思う。

今回はそのモヤモヤを解消するべく、アタッチメントを考えてみた。「たぬきうどんの汁に残ったふやふやの揚げ玉すくい」のプロトタイプ誕生である。

乙幡 啓子

すんごく食べてた

自分のサイトで「たぬきうどんの食べ歩き」をやろうと、一時期たぬきうどんの写真を撮り貯めようとしていたことがある。2枚だけだが、昔のパソコンに残っていた。


ちゃんとフォルダ分けまでして。

「撮り貯めようとしてた」くらいだから、本当はもっと食べているのだ。週1くらいで、駅ソバ屋で。

「たぬきうどんなんてどれほどの特徴が店ごとにあるというのか」と思う方もいるに違いないが、ところがどっこい、ぜんぜん違う。好きじゃないタイプの店にはもうぜったい行きたくないし、ハマればそこのたぬきが食べたくて遠くから行ってみる、ということにもなる。


これはうどんのコシが強めで、あまり揚げ玉とマッチしていない。

ここのは揚げ玉が細かすぎて、麺と一体化するのはいいけど残り汁に浮いたのをすくうにはきつい。

 

揚げ玉との確執の実際

つい最近もたぬき(このときはたまたまソバが食べたかったのでたぬきソバ)を食べた。携帯のカメラしかなかったので画質は悪いが、たぬきを食べるときの心の動きを、説明したいと思う。


最初に、あまり汁を吸ってないカリカリ状態でひとくち。

あとは、なるべく麺にからめて、一緒に味わえるようにしたいものです。
とうとう麺も尽きました。ここから、丼と口とを箸が激しく往復する。

何粒もを一気に捕らえることが、なかなかできない。なので一粒一粒、もうこの辺りで汗だくになりながら、無心で箸を往復させることになる。

たぶん、他の客の視界にも、私の激しい箸さばきが映っているのだろう(自意識過剰)。なるべく箸の動きを抑えたいが、「もっともっと」の悪魔に引きずられ、恥ずかしさでよけいに汗が噴き出る。


今日はこのくらいにしといたるわ。

もうこんな思いをしたくない、でも外で食べるときも揚げ玉を最後まで楽しみたい、でも専用のレンゲとかを持ち歩くのもちょっと・・・それ使ってるとこも見られたくない・・・そんな点をふまえ、ちょっと考えてみました。


低予算で。

 

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