デイリーポータルZロゴ
検索天気地図路線このサイトについてランダム表示ランダム表示


フェティッシュの火曜日
 
たぬきうどんのアレを残らずすくいたい

案その1・金魚すくい型

以前、当サイトのトピックで「味噌ラーメンのコーンをすくう商品」というのを紹介していた。レンゲの底に数個の穴が開いていて、うまく汁を逃して粒々を回収してくれるというもの。

はっきり言って、そういうものがあるならそれを使えばいい。おしまい。

・・・ということでもいいのだけど、ほら、やっぱり、「あの人、駅ソバ屋にわざわざマイ・レンゲ持ってきてるわよ」という後ろ指は回避したいじゃないか。というわけで、なるべくコンパクトで、ポータブルで、モバイルな道具を目指したい。


駆動部のベルトは、これ輪ゴムなんです。
危なくないように周囲を曲げて、中に針金を通す。

反則金魚すくい網、みたいなものができた。

これを割り箸に取り付ける、のだが、本当はアームを折りたたみできるといいんだけど、都合上こうなった。


S字フックは店でどうつけるんだというのは不問の方向で。

麺を食べるときはこのように。
「揚げ玉アタッチメント起動!」で、親指によるシフト。

これでは店主にバレバレだ。何かいい工夫はないものだろうか。

 

案その2・地曳き網型

そう、地曳き網からヒントを得たのがこちら。


クリップ4個と、網。何の網でしょう?

この網も100円ショップにて購入。何の網かというと・・・「生ゴミコーナーの水切り網」だ。汚ねえ。
いや、新品は汚くないぞ。ちょっと水でゆすいで、適当な大きさに切る。


そして糸でクリップに留める。

なんとこれで出来上がりだ。これをささっとポケットから出して、今まで操ってた箸にセットするのだ。

・・・。がしかし、いくらなんでも、これより小さいクリップが売ってなかったからとはいえ、これを店で箸にセットするのは厳しいと思う。他にいい素材はないものか・・・。

そうだ、クリップにこだわらなくていい。ビニールチューブが家にあったはずだ、あれを、竹輪みたいに腹を割いて、留め具にすればいいぞ。


ちょうどいい太さのチューブがあった。腹をさばく。

糸で縫いこむ。
ほら、軽量化・コンパクト化成功だ。

パカパカ。

これなら目立つまい。商品化まであと少しだ。

これを持って、どれほど揚げ玉たちをすくうことができるのか、検証しに駅に行ってうどん食べてきます。駅じゃなくてもいいんだけど。


 

▲トップに戻る バックナンバーいちらんへ

 
Ad by DailyPortalZ
 

アット・ニフティトップページへアット・ニフティ会員に登録 個人情報保護ポリシー
©2012 NIFTY Corporation