カラータイマーを付けて、でかけてみよう。
外はすっかり寒くなり、高架鉄道である埼京線のホームは風がびゅうびゅう吹いて凍えそうだ。個人的にはものすごくピンチである。
暖をとるために、自動販売機の梅昆布茶を飲もう。
しかし、ちょうどそのとき電車が来てしまった。
運命とは時として残酷である。
急いで飲まなければ。半分くらい飲めば、どんなにゆれてもこぼすことは無いはずだ。早くしないと電車に乗れない!
熱い。飲めない。そして電車は行ってしまった。
このように、ピンチというものは我々人間のさりげない日常の中に潜んでいて、カラータイマーはそれをうまくアピールしてくれるのである。
1日過ごしてみただけでも以上のようなピンチに陥るのだ。カラータイマーも光りっぱなしである。
さらに、この日はデイリーポータルZの企画会議が行われたので、出席した。今回実はぜひともカラータイマーにピンチをアピールしてもらわなければ困る事情があった。