多かった、フェイクな食べ物記事
林:11月を振り返ってみてたら、食べもの記事が多いんですよ。
「実用的ハーフ&ハーフビール」
「偽装マツタケに挑戦」
「ミルカツの限界に挑戦」
林:全体にフェイクな感じはありますが
古賀:憧れの食べ物になんとかしてアプローチしようとしてますよね
林:ハーフ&ハーフって高くはないけど家じゃ飲まないすね
古賀:あれ、そうですか。うちは黒ビールがあると結構やります
林:人んちだ
古賀:黒ビールが苦すぎて困って薄めてるという感覚です。自分で言いますが、外道です。
林:記事の方はグラフまであって一見きちんとしてますが、よく見るとグラフのコメントがたいてい「おいしい」ですね
古賀:ばれましたか。ただビールへの愛をやみくもにぶつけた形になっておりました。
林:最後の表情を見ればわかりますな
古賀:ミルカツの方は、重ねすぎたせいで上下が逆になっちゃってますね。薄い肉が縦にならんでいる、という。
林:工作スキルが役立ってますよね。このカツ。
古賀:料理という感じではないんですよね、工程が
林:そうそう
林:対照的なのが「刺身のツマの自立を助ける」。こっちは物語のなかで料理ができている
古賀:家族の物語になってますね。 この写真のキャプション「アンタ、今までどこ行ってたのー!」って。
林:いままでそのパターンのキャプションはなかったですね
古賀:これはすごいですよ。本文もすごい。
ツマは敷かれているだけの立場を脱却したのだ。
女としての自信を取り戻し、余裕の表情さえ浮かべている。
林:お話ししながら料理を作ってます。
林:工作しながら料理だったり…
古賀:家庭の崩壊と再生を物語ながらの料理だったり…
林:ごはん記事もいろんなアプローチがあるものだと思いました。
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