■我々はアマゾンへ向かった
我々は一路アマゾンを目指して自転車のペダルを踏み込んだ。唸るチェーン、きしむブレーキ。気持ちよく風を切り、10分ほどでアマゾンへ到着した。
こんな近いなら直接買い物に来てもいいくらいだ。
到着した僕の顔は思わずゆるんでいた。ああ、ここがアマゾン。このメガネDVDもあのメガネDVDもここから送られてきたのか。
同行したキャシーの顔もほころんでいた。そうか、やはりお前もアマゾンが嬉しかったか。キャシーの場合はおおむね本を買っている。キャシーは活字ジャンキーだ。
アマゾンに到着した。いやがうえにも高まる緊張。私はアマゾンに敬意を表し、敬礼をして記念写真を撮った。
なぜボーイスカウトの格好をしているかというと、気分を盛り上げるためだ。アマゾンには茶色い制服が似合う。
すっかり興奮した私は鼻息荒くアマゾンらしい野鳥を探す事にした。さぁ、アマゾンよ、私にその股ぐらを晒すのだ |