デニーズ、ABCマート、タワーレコード。この3つの店の共通点にすぐに気づいた人は恐らくかなりの看板通。実はこの3店舗、看板の色がすべて同じ(黄色に赤文字)。
このように街には同じ配色の看板が意外と多く存在する。そこで今回、街の看板を片っ端から色分けし、どの色の看板が一番多いのか調べてみることにしました。
同じ店でも店舗によってデザインが違うことがあるのであまり正確なデータではありませんが、とりあえず。
(text by 岸川 祥子)
看板の色はバリエーションが少ない
今回、調べてみてわかったんですが、世の中の看板というのはほとんどが原色の背景+白文字の2色構成。
どうやら各店とも色の濃淡や文字のフォントなどで個性を出しているようです。そのあたりにもかなり興味が沸くところですが、今回はあえて色だけに特化し、カウントしてみました。
背景が「青」の看板
ここまでくるとほとんど紺。たまたまGAPとBEAMSが紺だったのでアパレル関係は紺が多いのかと思ってたら、大戸屋も紺。どうやら看板と業種はあまり関係がないようです。
その他青ベースの看板としては、青地×赤文字のカラオケ館、庄や(黄色バージョンもあり)、青地×黄文字のNOVAなどがありました。
背景が「緑」の看板
もっとあるかと思いきや意外と少ない緑の看板。特に居酒屋系は緑の看板が全くなく、ファミレスのサイゼリアでちょっとお酒が飲めるくらい。緑が暗いところで見づらいからなのか、緑の持つ昼っぽいイメージと相反するのか…。
その他、「りそな銀行」「フレッシュネスバーガー」「JOMO」などの看板も緑。ちなみに緑の看板といえば「スターバックス」だろうと勝手に思いこんでいたんですが…
背景が「黄色」の看板
こちらは黄色ベースに黒文字。マツキヨもロフトもよく行くのに看板の配色が同じであることに全く気づいてませんでした。デザインや美術関係の仕事の人だともっと意識してたりするのかも。
また、ブックオフやゲオ、ジーンズメイトは黄色に青文字、COCO壱番屋は黄色に茶文字でした。