今年の6月に「ステーキの食べ歩き」という企画をレポートした。友人の高畑シェフに協力してもらい、ステーキを食べながら川沿いを歩いた。撮影が終わり事務所に帰って写真を見返したら、高畑シェフのカメラ目線が目立つ。
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カメラ目線の高畑シェフ |
なるべく自然に「ステーキの食べ歩き」の様子を伝えたかったのに、高畑シェフのカメラ目線によって一気に不自然な写真になってしまう。まあ、ステーキを食べながら歩く時点で自然も不自然もないって話ですが……、その時、カメラ目線のパワーを思い知ったのだ。自然な写真を撮りたいと思ったら、カメラ目線は邪魔になる。
それを逆手に取ってみたらどうだろう。
常にカメラ目線で過ごしたら、不自然な1日になるんじゃないだろうか。
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