飲み会の次の日、あなたのメガネは？

僕はずっと前から、お酒を飲むと、いつもよりメガネが汚れるのではないかという疑惑を抱いていた。
疑惑というと大げさだが、飲んだ翌朝ベッドから抜け出してメガネをかけると、うすら白く視界がぼやけていて、あわててレンズを拭く、というのが二日酔いの日の定番になっている。
飲み会の後のメガネはいつもの朝のメガネより汚れているのではないか、と思うのだ。
そのことに関していろいろな人にきいてみたのだが、「うん、たしかに汚れる。」と答える人と、「いや、別にきわだって汚れるようには思わない。」人、意見を二分したのである。
ならば、実際にお酒を飲むとメガネが汚れるのか、実験して確かめてみようではないか。

飲み会で実験する

ちょうどこの日、デイリーポータルZライターの高瀬さん、ざんはわ大北さん、そして僕の3人でお酒を飲む約束をしていた。
以前、大北さんに酒を飲むとメガネが汚れないかという話しをしたところ、「いや、そんなことはないです。」と言っていた。
高瀬さんはふだんメガネをかけていない。
この3人で実験をすれば、何か謎が解けるのではないだろうか、と思うのだ。

僕のメガネ、キレイに拭いた

メガネをキレイに拭いて、実験開始

僕と大北さんは自分のメガネをキレイにふいて、飲み会に挑んだ。
高瀬さんは、実験を客観的に判断するために、度の入っていないメガネをかけてもらい、その汚れ具合を観察させてもらうことにした。

実験は、キレイにふいたメガネをかけてお酒を飲みはじめ、飲み終わった時にどのくらい汚れが付着しているかを確かめる方法をとることにした。

20:00、飲み会開始

高瀬さん大北さんも僕も、お酒を飲むのが大好きだ。
僕と高瀬さんは、お酒を飲むと陽気に盛り上がるタイプだが、大北さんはこのメンバーでは最年少なのに、しっかりと落ち着いて飲むタイプで、酔っ払いの盛り上がりに冷静に付き合ってくれる、大人な酒飲みだ。
単なるざんはわではないのである。
そんな3人で、実験が始まった。