察するにお笑い芸人と某雑誌読者代表5人、そして小学2年生の男子児童1人でスナック菓子を開発したことに意義がある、そんなタイアップ商品だったようだ。
「濃厚ミルク味」に導かれるように牛乳とともに火にかけた。なぜかディ○ニーランドの匂いがしたのも今思えば不吉であった。
液状にはなるものの、濾す段階までくるとすぐに固まってしまう。そしてまたガス台に乗せることを数回くりかえした。
味はたしかに抹茶のそれだ。しかしそこにコーン味が交じるのだ。昆虫料理をクリアした私にとってもこれはキツい。
結局私は挫折した。
「イモようかん」だと思い込むことにして翌日に持ち込んだら、本当に固めのババロア風になってしまった。
抹茶と牛乳、そしてとうもろこし(遺伝子組み換えでない)。原材料をみるとどうやらチーズパウダーも入っている。そんなババロアを真摯に想像してみてほしい。
|