クッキー種は適当に
次は小麦粉・卵・バター等でクッキーの生地を作る。こんなの中学生以来くらいか。うれし恥ずかしいな。
曇りの日に、有視界飛行で着陸するかのように。 このあたりか、このへんがヒゲのラインか、などと推定しながら、かたどっていく。 有視界飛行のことなどよくわからないのにそんなたとえ使っても困惑だろう。
白い地の上に黒い部分を、できるだけ忠実に再現しつつ貼り付ける。 そして オーブンに入れ待つこと10分。
今、なんだか複雑な気分であることは確かだ。
わりと原画のとおりな気がするが、「絵のとおり」だからといって浮かれてもいられないのはどうしたことだ。まあ、原画がそれほど写実的でもないせいもあるが。
写実を追い求めるあまり、写実から遠ざかる。 何度も何度も例に出して恐縮だが、「北風と太陽」みたいな話だと思った。
そして、写実系のクッキーは、うれしいかといえばそうでもない。
すごく難しかったです。
もっと簡単に再現できると思ったのだが、クッキー生地の粘り気があってなかなか思うように成形できなかったというのが正直なところだ。
今度はドット絵でチャレンジしてみたい。