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ちしきの金曜日
 
工場デート

■夜景・デートの締め

工場鑑賞の醍醐味のひとつ。それはす
ばらしい夜景である。石井さんに鹿島でもっとも美しい夜景ポイントへと案内していただいた。


まっくらな公園の小高い丘をあがると
すばらしい夜景が

コンビナートのど真ん中にある「砂山公園」という公園が絶好の夜景鑑賞ポイントである。

「公園」とは名ばかりのただの空き地を行くと、小高い丘があり、そこを登るとだんだんと見えてくるのがすばらしい夜景。丘の向こうに少しずつ見えてくるシーケンスは心憎い演出である。


この照明を見て、「きれいすぎて、ちゃらちゃらしてる感じがして、お付き合いがためらわれます」と夜景を男性に擬人化して評した福井さん。もうわけが分からなくなっている。

そして「結婚するならこのタイプですね」と。だいじょうぶか。本当に正気か、福井さん。

乗りだし癖のある杉浦さんもさることながら、妙に工場を恋愛ストーリーへと仕立てる福井さんもなかなかにデンジャラスである。

「工場デートは成立するのか?」という問題意識から始まった今回の工場鑑賞。おふたりとも大満足で、成り立つといえば成り立つのかもしれないが、どうも人選を誤った感がある。
結論は次回へ持ち越したい。

 

■後日談・福井さんの理想の工場デート

道中、「ここでプロポーズされたいです」と要所要所でおっしゃっていた福井さん。後日理想のデート〜プロポーズまでを描いてほしいとお願いしたところ、以下のような作品が届いた。


ユーリカ号船上のふたり

工場でおいかけっこ

ビバ、貴公子

難破船にうっとり

塩の山で告白(麗子、達彦って誰よ)

そして展望塔で工場を前に誓う。

いやはや。彼女の中の目覚めさせなくて良いなにかを目覚めさせてしまったのではないかと心配です。責任を感じます。あと、この絵、マウスで描いたそうです。すごい。

■石井さんと工場鑑賞の本を出しました

今回鹿島を案内してもらった石井さんと共著で工場鑑賞の指南書+工場写真集の本を出しました。その名も「工場萌え」。今回の鹿島ももちろん載っています。暖かくなるこれからの季節、この本片手に工場デートなどいかがでしょうか。


 
 
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