■道中、気分を盛り上がる
襟裳岬に行くと決まったのはいいけれど、実は私、前述の歌「襟裳岬」がそれほど記憶にない。
そう白状したら、同行者が自分のiPod shuffleを差し出してくれた。
中には、森進一の「襟裳岬」が入っているという。
お礼を言ってiPod shuffleをカーステレオに接続すると、「襟裳岬」が車内に流れ始めた。
おお、雄大かつ、ゆったりした流れが、本当に北海道をあらわしてるようだ…。
感心しながら聞いていたら、また「襟裳岬」が流れ始めた。
同行者は、iPod shuffleに「襟裳岬」1曲だけを入れて、持ってきてくれたのだった。
そんなわけで自宅から道央自動車道に乗り日高自動車道を下りるまでの約3時間、車内に流れていたのは「襟裳岬」1曲のみ。
1時間も「襟裳岬」を聞いていると、いつのまにか歌を覚え、自分も歌い始めていた。
そのまま2時間くらいたつと、なぜか私と同行者2人とも森進一のモノマネで「襟裳岬」を歌うようになっていた。不思議だ。
「襟裳岬」ヘビーローテーションで、いやがおうにも襟裳への想いが強まっていく。
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