オトナの象形文字 :: デイリーポータルZ

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チャレンジの日曜日

セックス系の象形文字もかなりあった

前ページよりもさらにディープな男女の営みにまつわる象形文字をまとめて紹介しよう。それと「ちんこ」連呼は疲れたので、男性器と書かせてください。昭和生まれなもので勘弁してください。

合

上の逆三角形は男性器を示し、下のおけの形をしたのは女性器なのだそうだ。これがひとつの文字におさまって「合」になるのだそうだ。

吉

「吉」も「合」の字と同じで、男性器と女性器が一体になったことを表現した字。それでめでたいから「吉」なのだ。

高

女性器に比べて男性器があまりに「高い」そのさまから、「高」という字はできたのだ。

享

男性器と女性器があわさって、享受の「享」の字ができたのだとか。でも、もともとの「高」と「享」の字はほとんど違いがないよね。

舎

「舎」とは「分かれる」というのが元々の意味なのだそうで、ことが済んで、上の男性器が小さくなって、下の女性器から離れるさまを描いたのが元なのだと。

倉

例のごとく上の逆三角が男性器で、下の桶みたいなのが女性器なのだが、中央のが金玉なのだそうだ。金玉で精子を蓄えるから「倉」なのだそうだ。

今

上の男性器の下に一本線。これで射精を示すのだそうだ。難しい。それが「今」。「射精＝今」なのか、射精をした瞬間こそ生きているって思うのか。なにか哲学的な思想も加わり、かなり難解。

念

その射精の字こと「今」の下に心を置くことで、男性心理の射精の瞬間の快楽を「念」じるのだそうだ。

字エロはいかが？

　自分で書いていて、「本当かよ!?」と思ってしまった。昔の人のイメージ力は星座にしても、漢字にしても素晴らしい。説明は展示会のパネルに書いてあった説明をそのまま翻訳しているのでどうか信用していただきたい。

　小学生のとき漢字を覚えるのに、同じ漢字を10回ノートに書いたことがある。あのときのように「母」「合」「吉」「高」「享」などを沢山書いてノート1面を埋め尽くし、悶々としてみる努力をすると、大昔の漢字使いの独身男性の寂しい夜の生活が垣間見れるかもしれない。

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