メニューを手にすると一気に「買えるんだ‥」という実感が沸いてくる。ドーナツ目当てに昨晩から待ったがやっとフィニッシュ!もはやゴールテープ目前です。
前回の記事を見た友人から「ドーナツに1時間半並ぶって何考えてんだろね?」と至極真っ当なことを言われたが、実際並んでみて初めて思うこともある。
それは「1時間半の価値」ということだ。そのドーナツは1時間半の価値があるのかどうか?それは並んだ者しかわからない。またその価値とは、現時点では味の優劣だけでない。ここで買ったドーナツを友人に差し入れたら、女性スタッフにどえらく好評だったらしく、モテグッズとしては有効‥と、味以外の価値もあるようだし。個人的にはその価値はあったな、と。
5時前後待ってる人の声に耳を傾けてみると、「2時間は待てないよね」とこぼす声を多く聞いた。実際、行列が増えだしたのは「待ち時間1時間半」ごろから。「2時間は待てないが、1時間半は待てる」という価値でこのドーナツを見てる人が多いということだろう。それはあくまでも朝の時点だけど。
先のドーナツに1時間半待てない、という人がニンテンドーDSには5時間並んでたりする。あらためて、行列というのはその人にとっての「時間の価値」というのを考えさせる素材なような気がしますよ。 |