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ちしきの金曜日
 
衝撃の廃墟/旧長崎刑務所を訪ねる
再開発が進む住宅地の中に、どーんと取り残されている


“明治の五大監獄”のひとつと言われる旧長崎刑務所。明治時代に作られた赤レンガの建物で、文化財に指定されてないのが不思議なくらいの、立派なシロモノだ。長崎は諫早市にある。

これが15年前に閉鎖されて以来ずっと放置され、現在はすっかり廃墟と化している。

明治の建物、赤レンガ、しかも刑務所、しかも廃墟。これが住宅街にあるのは、なかなか異様な光景だったが、今年の6月から、ついに取り壊されることになった。

その最後の姿を写真に収めて来ました。

(text by T・斎藤



 

100年前に建てられた建物

旧長崎刑務所が建てられたのは、今から100年前の明治時代。近代国家を目指す明治政府が、諸外国に比べて劣悪だった監獄状況を改善すべく、海外を視察し、研究して作った五大監獄のひとつ。

明治の五大監獄は他に、千葉・奈良・金沢・鹿児島がある。
千葉と奈良は門や本館などが現在も現役で使用中、金沢と鹿児島は取り壊して一部を別の場所に保存。そしてなぜか、長崎だけが、全てをそのままの状態で放置、廃墟となっていた。


周囲を取り囲むレンガ塀

これが住宅街の中にあるのは、なかなか異様な光景。
場所も島原鉄道・本諫早駅から徒歩10分と、市中心部からけっこう近い位置にある。


塀が高い!

刑務所だけあって、やはり塀が高い。
私の視線から見ると、こんな感じ。


う〜ん、これは登るの無理だわ。

 

取り壊し

とても立派な建物で惜しいように思うが、これがもうじき取り壊しになるという。

再利用などを巡っては、さまざまな検討が行われたが、財政難から市はこれを国から買い取ることができず、競売の末、民間企業に売却された。そしてついに2007年6月より取り壊されることが決定したのだった。

 

内部を一般公開

2007年5月25日〜27日、最後だということで一般公開が行われた。今まで門の外から眺めるだけだった旧長崎刑務所の内部が見られるという。

こんな機会は最初で最後だと思い、
さっそく公開初日の5月25日に行って来た。

以下、そのレポートである。


門が開いている

その日は車で行ったのだが
「どこかに駐車できるところがあるといいんだけど…?」
と思いながら来てみたら、なにやら敷地内に車が見えるではないか。


敷地内に駐車

まさかあの門を車で通過OKとは!
この大らかさ、長崎らしくて好きだなぁ。

首尾よく車をとめて、内部へと向かった。


いよいよ内部へ!

 

 
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