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ちしきの金曜日
 
階段タイムアタック

神は我を見放したか

ふと目を覚ますと、いつの間にか目覚ましが止まっていた。全身から血の気が引き、冷や汗がどっと吹き出る。
こんな経験、誰しも1度や2度はあるでしょう。僕なんかしょっちゅうです。

その後は、進歩のない自分に悪態をつきながら駅や会社や学校まで全力で走る羽目になるわけですが、1秒でも速く着きたいと逸る気持ちの前に、最大の難関として立ちはだかるのは階段です。
階段をどう攻略するかによって、電車や点呼や始業ベルに間に合うかどうかという、秒単位で天国と地獄に分かれる運命が左右されるわけです。それは、やがて昇給や進級の結果にダイレクトに反映され、その後の人生をも左右すると言っても過言ではないでしょう。

そこで今回は、どうすればもっとも速く階段を通過できるかだけに焦点を当てました。

萩原 雅紀



動機も方法も単純です

大げさな前書きではじめてみたものの、つまりは「階段は何段飛ばしがいちばん速いのか」を知りたかっただけです。
調べる方法もいたって単純。一段ずつ、一段飛ばし、二段飛ばし、と実際に走ってみてひたすらタイムを計測するだけ。深夜に放送しているビートたけしの数学の番組で言えばコマ大チームの方法です。

しかし、あくまでもコンセプトはサラリーマンにおける通勤最速理論の追求なので、できる限り「平均的な通勤姿」を再現したコスプレで挑みます。その内容は、(1)スーツにネクタイ、(2)メガネ、(3)革靴、(4)手提げかばん。

ただし駅や職場の階段で実験を行なうのは迷惑なので、大きな階段のある公園にやってきました。

あきらかに着慣れていない ここなら走っても迷惑かからない

僕は普段スーツを着ないのでまったく似合っていませんが、階段走りのユニフォームだと考えて気合いを入れます。眼鏡やネクタイ、革靴もほとんど着用することがないので、とりあえずケガしないことだけを祈りました。

 

まずは一段ずつ

それでは、さっそく調査を開始しましょう。まずは飛ばさずに一段ずつ上り下りして、基準となるタイムを計測します。


1本目とあってまだ少し身体が固いか

タイムは17秒78。いいのか悪いのかまったく分かりませんが、とりあえず全ての段を踏んで上るのはかなりキツいです。そう言えば学生のころの部活で、雨が降ると屋内トレーニングで階段走らされたのを思い出しました。通勤時にも鍛えたいという方や、ヒップラインを上げたいというOLさんにはお勧めです。

 

一段飛ばし

続いては一段飛ばしでの上り下り。
ところで、飛ばしで上り下りする場合はハンデとして何か通勤アイテムを持つことにしました。一段飛ばしのハンデアイテムは新聞。一流のビジネスマンたるもの、どんな状況でも情報の収集と分析は怠れません。階段こそライバルに差をつけるポイントなのです!


実際には通勤で新聞なんて一度も読んだことない

まだフォームが固まっていない

早くも息が切れ、たいへんお聞き苦しい声で恐縮ですが、気になるタイムは13秒14。約4.5秒の短縮です。でも途中でかばんを担ごうとしてやめたり、新聞を持ち替えたり、フォームにかなり試行錯誤が見られるので、もう少しタイムを詰める余地はありそうです。階段で新聞を読むのはどう考えても無理でした。

そもそもいま書いている時点で、なぜハンデを課す必要があったのか疑問になってきました。どれがいちばん速いか調べるのに、これじゃ本末転倒です!
でもハンデアイテムの写真がないと、この記事自体ほとんど写真がなくなるので結果的にはオーライです。もはや正確性などどうでもよいので、このまま行きましょう。

 

でもちょっと休憩


どう見ても外回りサボってる人 かき氷喰うか?

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