このあいだ電車に乗っていたら、吊革に何かがかかっていた。輪ゴムだった。それを見たとき「お、お母さん！」という思いにつつまれた。お母さんがいるはず…そう思って車内を見渡したのだが、疲れたサラリーマンしかいなかった。
たとえお母さんでなかったとしても、輪ゴムをちょっとしたところにかける（この記事のように）だけで、ここまでお母さん感が出るのかと驚いた。輪ゴムがかかっているだけ。となればいたるところにお母さんはいるはず。街中にいるお母さんを探しに行こう。
（text by ざんはわ）
自由が丘にてお母さんを探す
ということでお母さんを探すべく自由が丘へやってきた。セレブっぽい街と思われがちだが、なかなかお母さん感あふれるよい街だ。きっと輪ゴムもそこら中にかかってるに違いない。そして、もしかしたら輪ゴムをたどっていけばお母さんの元にたどり着けるかもしれない。
さあバリバリ探すぞ、とまずは出口から一番近い排水溝から！
そうそう輪ゴムなんて落ちてない
あきらめました！駅出て１０秒でした！実際、輪ゴムなんてそうそうない。いや、あるんだろうけど探そうとして見つかるもんでもない。輪ゴムがかかってるのを見つけて、「あ！お母さん！お母さん！」とはしゃぎまわろうとしていた私たちの目論見はもろくも崩れた。
ということで今回は
企画変更。「話題のバーガーキング１号店を自由が丘に発見！」の模様をごらんください。
実験でいくのはどうか
一息ついて考えたが、何も落ちている輪ゴムを探さなくてもいいんじゃないだろうか。「輪ゴムをかけたらお母さんがいるように見えるのか」、という実験はどうだろう。結構興味深いじゃないか。
そうだ、輪ゴムをかけて街中をお母さんで埋め尽くせばそれはちょっと楽しそうだ。お母さん感あふれる街づくりを！よりよい市政を！清き一票を！
こんな感じで
ものすごくわざとらしい写真になっているが、こんな感じで輪ゴムを置いたらお母さんがいるように見えるよねっていうことを繰り返していく。それでも実際にやってみたらお母さんが近くにいるような気分になるので不思議だった。
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