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ちしきの金曜日
 
スリランカの首都スリジャヤワルダナプラコッテは国会以外何も無い

これはスリジャヤ〜ではなく、コロンボのフォート駅

先日、スリランカに行ってきた。 スリランカは仏教国として紀元前からの歴史を持ち、各地に数多くの仏教遺跡が残っている。 また、山間部で生産される紅茶はセイロンティーとして世界的に有名だ。 そして、何より人が穏やかでやさしい国。

今回、そのスリランカに行くにあたり、私はぜひとも行ってみたいと思っていた場所があった。 スリランカの首都、スリジャヤワルダナプラコッテである。

スリジャヤワルダナプラコッテ。 その舌を噛みそうな名前だけでも興味が湧くところだが、 この首都、なんと首都でありながら国会議事堂以外にはほとんど何も無いらしい。

これはもう、行ってみるしかないだろう。

木村 岳人



実質の首都はコロンボ

今しがた、スリランカの首都はスリジャヤワルダナプラコッテだと言ったが、 スリジャヤワルダナプラコッテは1985年に遷都されたばかりの新しい首都。 そこはただ国会議事堂があるだけの場所であり、 実質の首都機能はかつて首都だったコロンボという街に集まっている。

コロンボは、古くより海のシルクロードの港町として整備されてきたスリランカ随一の巨大な街。 今でもコロンボの中心であるフォート地区には、イギリス植民地時代の建築が建ち並び、 コロニアルな雰囲気を味わうことができる。


コロニアル建築が建ち並ぶコロンボのフォート地区 ペター地区、フォート駅前

フォート地区の隣にあるのがペター地区。 行政の中心であるフォート地区に対し、ペター地区は人々の行動の中心街。 この地区には鉄道の中心駅であるフォート駅や、 各地へ出るバスのターミナルなど、旅行者にとっての拠点もまたここに集まっている。 スリジャヤワルダナプラコッテへのバスが出るのもここからだ。

 

それでは、スリジャヤワルダナプラコッテへ

コロンボからスリジャヤワルダナプラコッテへは、171番バスに乗って行く。

私は最初、どのバスがスリジャヤワルダナプラコッテに行くのか全く見当が付かなかった。 いろんな人に聞いてみて、ようやくこのバスを見つけることができたのだ (途中、全く違うところへ行くバスに乗せられたりもした。 バスが発進した直後に気付いて脱出し、何とか難を逃れたが)。

スリジャヤワルダナプラコッテへのバスを人に尋ねる場合には、 スリジャヤワルダナプラコッテという名ではなく、 「パーラメント(国会議事堂)へ行くバスはどれですか?」と聞くのが間違いなさそうだ。


スリジャヤワルダナプラコッテに向かうバス バスから見かけた映画館。こういう男がモテるのか?

スリランカこぼれ話 〜 木魚のような鳴き声の鳥がいる

スリランカの遺跡を回っていると、どこからともなく「ポクポクポク」という まるで木魚のような音が聞こえてくる時がある。 最初、私はそれが何の音であるか分からなかった。 仏教遺跡という場所だけに、誰かが木魚を叩いているのかとさえ思った。 しかし、どうやらそれは、鳥の鳴き声であるようなのだ。

各地の遺跡で聞こえるそのポクポク音。 聞いてるうちになんとも妙に神聖な雰囲気になってくるから不思議なものだ。 ひょっとして日本の木魚は、この鳥の鳴き声を元にしたのではないだろうか。 いや、さすがにそりゃないか。

このポクポクというユニークな鳴き声を出す鳥、実は私はその詳細を全く知らない。 もしこの鳥の正体を知っている人がいたら、ぜひともお教えいただきたい。

その鳥は、静かな遺跡の中で鳴く

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