本当だったら線路に降り立ち、なんならトンネル部まで歩いて入っていって心ゆくまで鑑賞したいところだが、残念ながらそうはいかない。なので、こうやってホームの端っこから、法的にも倫理的にも許される限りでちらりと覗かせて頂くわけだ。
そこには必ず「立入禁止」の表示があり、淑女の素の姿は、そう簡単には覗かせまいというメッセージを受け取ることになる。
ホームの端っこの空間設計は多種多様。同じ線でも駅によって異なり、場合によっては同じ駅でも端っこによって違ったりする(ふつう、2車線のそれぞれ先頭方向と最後尾方向で計4か所に鑑賞ポイントがあることになる)。
まったくトンネルっぷりを見せてくれないところもあれば、観光ガイドに「ビューポイント!」とか記号が付いてるんじゃないかと思うぐらい充実したスペースを設けている感心な駅もある。 |