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フェティッシュの火曜日
 
信号の押しボタンの深さは柿の種

厚さが同じということは美しい

前ページで証明写真のボタンと便秘薬は厚さ(=深さ)において同一であることを発見し意外なつながりを見つけた。

しかし厚さが同じということは単に以外なものとつながるだけではなく、とても美しいものなのだ。


貴重な平面タイプのボタンを発見。
しかも押したら光るんだぜ。
そして深度は1mm。厚さ1mmのものそれは1円玉だ。
ピッタシ!直径も同じですごく美しい。
すっかり使わなくなった公衆電話もいいボタン持ってる。
約3mm。ということはあれが合うはず。

美しさをより味わってほしいので大きくしてみました。

もう公衆電話のボタンは便秘薬でいいんじゃないか。便秘薬も公衆電話のボタンでいいんじゃないか。そんなこと本気で思わせるような厚さぴったりの美しさ。ボタンを押す深さを調べていて美を発見するとは思わなかった。


いつの間に出たのか新しいタイプの公衆電話。
これも約3mm。ということはあれやりますか。

もう言葉はいらない。ただ美しい。

 

そういえば信号のボタンはどうなのか

冒頭で信号のボタンの深さを知りたいといっておきながら、ここまでまったくそのボタンが出てきませんでしたが、それはラスボスなのでここで出ます。


おそらく日本で一番多いボタン。百ボタンの王。
指し示したその数値は4mm。

信号のボタン深度は4mmだった。冒頭で言った押す深さが足りなかったというのは押し具合が4mm未満だったのだろう。3mmとか2mmとか、その差1mmの世界。まるでF1だ。

ところで柿の種は厚さが4mmなのだ。


信号のボタンを押す深さと同じだから、

どーん。信号のボタンを押して出来た穴にベストフィット。この空間を「柿の種の部屋」と命名したい。

ボタンを押す深さは数字以上に深い世界

ボタン深度はミリ単位の非常に小さな世界だが、そこには1mmでも足りないとダメという厳しさと、深度と厚さが等しいものとがおりなす美が存在するすばらしき世界である。

しかしボタンを押す深さなんてほとんどの人が気にしていないのが現実だろう。それが普通だと思うので、もっとボタン深度を意識すべきだとまでは言うきはない。

でも今回の記事を読んだ方で、ボタンの押す深さに興味を持ってくれた方が出てきてくれればそれは望外の幸せです。

最近はタッチタイプの触りボタンも出てきた。おそらくこれからはこのタイプが主流となっていくだろうから、柿の種の部屋が見れるのもあとわずか。見たい人は急いで。

 
 
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