アクロバティックな流しそうめんとは何か

みなさんは流しそうめんをやったことがあるでしょうか？僕は小学生の頃に一度だけやったことがあります。しかし、それ以来流しそうめんをやっていないし、たぶんこれからもしばらくは流しそうめんをやろうなんて思わないでしょう。
それはなぜか、流しそうめんはセッティングが大変な上に、出来上がってもそれがテンションの上がるものではないからではないでしょうか。

いや、別に流しそうめんでテンションが上がる必要なんてないのかもしれません。風流であるということこそが流しそうめんの魅力のはずだからです。しかし、今僕たちが風流を求めて流しそうめんをやることなんて滅多にありません。時代は変わっていて、それとともに流しそうめんに求められる要素も変化していると思うのです。

では、現代の流しそうめんに求められるものとは何でしょう。それはやっぱり、エキサイティングで、ファンタスティックで、アクロバティックであることだと思うのです。
そこで、僕が考える現代の流しそうめんを絵にしてみました。

エキサイティングな要素としてまずフリーフォール、そしてその後に一回転ループ、最後にジャンプをして「うまい！」となる。ここまでやればさすがに面白いでしょう。最後は勢いが余り、食べてもないのに「うまい！」とか書いてしまいました。でもまあ、そうめんはだいたい美味しいし、これなら現代の流しそうめんとして最適だと思います。やりましょう。ぜひこの流しそうめんを作ってエキサイティングにそうめんを食べてみましょう。

制作開始

さっそく、僕が考えた流しそうめんを実現するため、ホームセンターへやってきました。

フリーフォール、一回転ループ、ジャンプを実現できそうな材料をいろいろ探しまします。特に、一回転ループをどう実現するかで悩みました。いろいろな材料を見て、財布ともよく相談した結果、ホースという結論に至りました。

ホースとかその他いろいろなものを購入して家に戻ってきました。まずはこの計画の肝であり、一番実現が困難そうな一回転ループから制作を開始します。
一回転ループには買ってきたホースを使うわけですが、ホースが筒になったままだと当たり前に一回転してしまいそうで面白くないです。なので、切って半円にすることにしました。

一抹の不安

とっくに日が暮れて、晩御飯も終わり、深夜になってようやく完成、というかなんとか形にすることができました。まだループ部分しかできてないですが、その他の要素は翌日にちょろちょろっとやればなんとかなるでしょう。
いやしかし、この唯一できている一回転ループのなんと頼りないこと。本当にここに水を流したら一回転するのでしょうか。