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はっけんの水曜日
 
普通の写真を遺影風にしてみる


遺影の写真って何か異様な怖さがあるように思います。ピンボケした写真と対照的に精細に切り取られた人物の淵、通常ではあり得ない映像表現が、その独特の怖さを生み出していると思います。ものすごく楽しそうにしている写真でも、画像をぼかして淵をきれいに切り取ったら、もしかして遺影っぽくなるのではないでしょうか。

荒原べんぞう

本記事は@niftyホラー特集に参加しています



子供の頃に対峙した遺影

僕が子供の頃、お盆になると家族みんなで岩手にある母方の実家へお墓参りに行くのが恒例になっていました。

   
母方の実家というかいとこの家
       

渋滞に巻き込まれながらようやくいとこの家に着くと、まず仏壇に手を合わせるのが決まりというか、そういう風に毎年していたのです。

       
ぞぞぞ
       

するとその家の仏間には、僕のおじいちゃんやひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんなどの遺影が掛けられていて、幼かった僕はそれを見るたびになんだか怖くなっていました。

遺影を良く見てみると、ピンボケした写真なのに精細に切り取られた人物の淵、そして合成された着物、なんか背景がグラデーション、遺影でしか使わない合成テクニックが山ほど盛り込まれて独特の怖い雰囲気をかもしだしていたのでした。

 

 

フォトショップの力で

遺影写真のテクニックというか、少し変な合成のしかたを普通の写真にやってみたら、やっぱりその写真も遺影っぽくなるのかも。というわけで、普通の写真を撮ってフォトショップの力で遺影風の写真にしてみようと思います。

   
まず撮った写真
    
まずは外で普通に写真を撮ってみました。これをフォトショでガリガリ加工して遺影風にしていこうと思います。
      
まずはぼかして
淵をきれいに切り取る
        
写真をぼかして淵を切り取っただけでちょっと遺影っぽくなりました。さらに遺影風にするため、額縁をつけて背景を微妙なグラデーションにしてみます。
   
死んでないよ
      
見事に遺影になりました。まるで僕が死んだみたいですがまだ生きてます。あと、死んだとしてもこの写真を遺影には使ってほしくないです。だって怖いですもん。
     

 

はしゃいでる写真ではどうか

こんなにあっさり遺影みたいな写真が作れるなら、とびっきり楽しそうにしてる写真でも遺影風にできるんじゃないでしょうか。

   
海での一枚
      
僕が今年初めて海に行って柄にもなくはしゃいでいる時の写真。これほど楽しそうな僕は普段業務に従事している時からしたら想像もつきませんが、これを切り取って遺影っぽくしてみようと思います。
  
フォトショップでガリガリ
   
完成したけど・・・
  
はい、完成しました。完成しましたなんですが、なんかこれは遺影というよりも海難事故で行方不明になった人みたいになってしまいました。もしかして裸のままだと遺影にするのは無理で、喪服を合成したりしないといけないのでしょうか。うーんそうか、遺影はそうやってどんどん異様な雰囲気になっていくんですね。

淵もぼかしてあげよう

遺影の写真がそれだけで怖いっていうのはあると思います。だって亡くなった人の写真ですからね。んで、その人がお盆とかに帰ってくるわけですからね。

もうそれだけで十分怖い遺影なのに、ボケた写真使って、淵をきれいに切り取ったりしたらもっと怖くなるのでやめて欲しいです。写真がボケてるなら、それにあわせて淵もぼかしてください。あと、合成で喪服を着せるのとか、切り取った顔を大きめに貼っちゃうのとか、どんどん異様になっていくからやめてよね。子供が怖がるよ。まったくもう。

淵をぼかしたらそれなりに馴染むでしょっていう提案

 
 
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